本文へ移動

 

文字サイズ

ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.2066

倫理・利益相反委員会受付番号No.2066

「医療・介護職員における就業時間内に実施する1分間スクワット運動の導入効果に関する後方視的検討」についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター(先端医療開発推進センター)では、JA愛知厚生連足助病院(リハビリテーション室)と共同で、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
 本研究は、業務の一環で実施した、足助病院に所属する職員の労働衛生に関する取り組みで得られた情報(電子カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる方のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2026年7月21日

1.研究課題名

「医療・介護職員における就業時間内に実施する1分間スクワット運動の導入効果に関する後方視的検討」(倫理・利益相反委員会受付番号No.2066)

本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者

  • 国立長寿医療研究センター 先端医療開発推進センター 臨床研究支援部 臨床研究支援主任 田中誠也
  • JA愛知厚生連足助病院 リハビリテーション室 理学療法士 田上裕記

3.本研究の意義、目的

近年、医療・介護の現場では、長時間の座位や身体への負担から、腰痛や肩こり、筋力低下などの不調が起こりやすくなっています。これらは仕事のパフォーマンスや健康に大きく影響するため、職場での運動が注目されています。これまでの研究では、短時間の筋力トレーニングや簡単な運動でも、筋力向上や痛みの軽減に効果があることが分かっています。しかし、忙しい職場では運動を習慣化することが難しい、という課題があります。そこで注目されているのが、特別な道具を使わず、短時間でできる「スクワット」です。

足助病院では、職員が健康に働き続けられるよう、就業時間内に運動を取り入れ、その前後で身体機能を測定し、結果をフィードバックする取り組みを行っています。今回の研究では、この取り組みで得られたデータを活用し、職場での短時間スクワットが、職員の身体機能や運動の継続にどのような効果をもたらすのかについて調査することを目的としています。

4.本研究に利用・提供する情報、利用・提供を開始する予定日

研修プログラムの際に実施した、アンケート調査の回答

上記の情報については、利用・提供前に被験者保護の観点から、倫理・利益相反委員会承認後1ヶ月以上経過後から、利用・提供予定です。

提供機関:国立長寿医療研究センター 先端医療開発推進センター
提供機関の研究責任者:臨床研究支援主任 田中誠也

5.本研究の方法

上記4.の情報は、プライバシー保護のため、データ収集後に個人を特定可能な情報を削除し、管理用IDを付与され、データ解析を行います。データは国立長寿医療研究センターに提供され、足助病院と国立長寿医療研究センターが共同で解析を行います。データの授受は、研究代表者の田中誠也が、データ提供元となる共同研究機関に訪問して受け取るか、パスワードロックをかけセキュリティ対策を行った状態でメールまたはクラウドサービスを用いて行います。

6.研究期間

2026年7月21日から2029年3月31日

7.対象となる職員さん・研究対象者として選定された理由

2025年度から2026年度に足助病院に所属する医療・介護職員を対象に実施した、労働衛生に関する研修プログラムに参加されていたためです。

8.研究対象者に生じる負担ならびに予測されるリスクおよび利益

既存の業務の一環で収集した情報の利用のみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益および危険性は想定されません。
また、研究対象者個人に対する直接の利益も想定されませんが、将来的には医療・介護福祉現場で医療・介護業務に携わる職員の労働衛生の向上に貢献するものと考えます。

9.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の労働衛生改善を目的とした研修プログラムの際に収集した情報が、本研究課題に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部の「本研究に関するお問い合わせ先」にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益を被ることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。

10.本研究に関する情報公開の方法

本掲示により、研究に関する情報公開といたします。
また、本研究の成果については、国内学会発表および論文発表にて公表いたします。

11.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部の「本研究に関するお問い合わせ先」にご連絡いただけますようお願いいたします。。

12.個人情報等の取扱い

本研究では、労働衛生の向上を目的とした業務の一環で収集した情報を使用いたしますが、データ解析者は、対象者個人を特定可能な情報を削除し、管理用IDを付与した状態で解析に使用いたします。対象者個人を特定できる情報と管理用IDとを紐づけするための対応表は、研究で解析に使用するデータとは別にされ、足助病院で厳重に保管します。対象者個人を特定可能な情報を削除し管理用IDを付与した情報は、解析のため共同研究機関間で共有されますが、この対応表は作成された足助病院で保管され、共同研究機関の間で共有はされません。

また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも研究対象者個人を特定できるような内容を含むことはございません。

その他、国立長寿医療研究センターの倫理・利益相反委員会および理事長が指定した者によって、本研究対象者に関する情報を閲覧する可能性があります。

13.試料・情報の保管および廃棄の方法

本研究に関連する情報は、全共同研究機関共通で学会や論文等での発表から10年の間、保管いたします。保管期間満了後は速やかに、シュレッダーによる裁断やメモリーからの削除および保存媒体の破壊にてデータを廃棄いたします。

14.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究は、日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費)および足助病院リハビリテーション室の学術活動費を用いて実施いたします。施設間での研究費の授受はなく、企業等と特別な利益相反関係状態にはありません。

15.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

本研究に関するご不明点などございましたら、下部に記載のお問い合わせ先までご連絡ください。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

先端医療開発推進センター 臨床研究支援主任 田中誠也

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(代表)