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倫理・利益相反委員会受付番号No.2036

「地域在住高齢者における血中代謝物とフレイル・サルコペニア・認知機能低下の関連:東浦研究」についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター フレイル研究部では、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。この研究は、東浦研究での郵送調査および会場調査で得られた情報から必要な情報を取り出したものと、国立長寿医療研究センター・フレイル研究部にて保管している血液試料を用いた測定・情報をまとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる方のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

 2026年4月13日

1.研究課題名

「地域在住高齢者における血中代謝物とフレイル・サルコペニア・認知機能低下の関連:東浦研究」(倫理・利益相反委員会受付番号No.2036)

この研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者

伊藤尚基(研究所 ジェロサイエンス研究センター 中枢性老化-骨格筋代謝-運動機能制御研究プロジェクトチーム プロジェクトリーダー)

3.研究分担者

研究所 老年学・社会科学研究センター フレイル研究部

佐竹昭介(部長)、大須賀洋祐(客員研究員)、木下かほり(研究員)、von Fingerhut Georg(研究員)、吉浦和宏(特任研究員)、堀紀子(特任研究員)、志田隆史(外来研究員)

研究所 ジェロサイエンス研究センター 中枢性老化-骨格筋代謝-運動機能制御研究プロジェクトチーム

江口貴大(研究員)

研究所 メディカルゲノムセンター バイオインフォマティクス研究部

重水大智(部長)

4.本研究の意義、目的

地域在住高齢者における血中代謝物と、フレイル・サルコペニア・認知機能低下との関連を調べることを目的とします。

5.本研究に使用する情報

生年月日、性別、身長、下腿周囲径、体重、使用薬剤、体組成、運動評価結果(歩行速度、握力、Short Physical Performance Battery : SPPB)、Strength, assistance with walking, rising from a chair, climbing stairs, and falls: SARC-F、栄養評価(Simplified Nutritional Appetite Questionnaire: SNAQ、Mini Nutritional Assessment Short-Form: MNA-SF)、認知機能評価(Mini Mental State Examination-Japanese: MMSE-J)、調査票、生活機能、末梢血液検査結果(AST、ASL、gGTP、eGFR、尿素窒素)、血中代謝産物量、肝エコー、血液採取時間、採血直前のカロリー摂取の有無、転倒歴

倫理・利益相反委員会承認後、3週間以上経過した日より利用します。
本研究では、東浦研究ですでに保存されている血漿・血清を用いて血中因子や血中代謝物の測定を行いますが、新たな採血等の試料採取は行いません。

6.本研究の方法

東浦研究で得られた情報から、上記5.の情報を入手し、各資料をインターネットに接続されていない環境下の独立したコンピュータで、同一人物の情報を連結します。個人名は、調査IDに変換し管理します。統計的手法を用いて横断的に、血中代謝物とフレイル・サルコペニア・認知機能低下との関連性や、血中代謝物が変化する要因として、肝機能や腎機能を反映する血中因子との関連性を検討します。同じ参加者(約1,300名)のその後3年間のデータも収集し、新たにフレイル/サルコペニアになるリスク、移動能力の低下をおよぼすリスク、健康障害が発生するリスクについても調査します。

7.研究期間

2026年4月13日から2031年3月31日

8.対象となる患者さん・研究対象者として選定された理由

2024年から2026年度にかけて実施される東浦研究に参加した、65歳以上の男女約1,300名。また2024年から2026年度に参加した方の、その後3年間のデータを用います。対象者として選定された理由は、東浦研究の参加者であるためです。

9.研究対象者に生じる負担ならびに予測されるリスクおよび利益

既存の東浦研究における情報の利用のみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益および危険性は想定されません。予測されるリスクは個人情報の流出ですが、個人から得られたデータは、個人が特定できない調査IDにより管理し、解析の際はID化データを用いるため、個人情報流出の可能性は極めて低いです。
対象者個人に対する直接の利益は想定されませんが、本研究から健康に有益な情報が発信された場合、その情報を個人の健康増進に役立てることにより、間接的に利益が得られる場合があります。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の情報が、本課題に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたの情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

本掲示により、研究に関する情報公開といたします。本研究で得られた研究結果は、国立長寿医療研究センターが実施する研究として、学会報告・論文投稿等を通して発表します。また、研究成果の内容によってはホームページ掲載や広報紙にて、対象者および一般住民の方に向けた内容で公表します。

12.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い

この研究では、東浦研究の有する情報より上記5.の情報を抽出して使用いたしますが、個人から得られたデータは、個人が特定できないID(調査ID)により管理し、解析の際はID化データを用います。個人を特定できる情報と調査IDとの対応表は、研究に使用するデータとは別にされ、国立長寿医療研究センターにて厳重に保管されます。 解析にあたっては、ID化データを用いるため、解析を行う研究者も、検査結果がどなたのものであるかは分かりません。 研究成果は、集団として集計した結果を学会報告や論文として発表しますので、解析結果から個人が特定されることはありません。

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

本研究では、新たな試料採取は行わず、東浦研究ですでに保存されている血漿・血清を用います。
本研究で利用する情報(電子化された研究データ)は、国立長寿医療研究センターで厳重に保管します。保管期間は、長期保存して将来の新たな研究に使用することに同意している場合を除き、原則として研究成果発表後10年が経過した日まで保存し、その後、破棄します。
本研究では、新たな試料・情報の授受は行いません。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究の資金源は、長寿医療研究開発費、AMED長寿科学研究開発事業およびAMED革新的先端研究開発支援事業です。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

この研究に対する問い合わせは、下部において、祝祭日を除く平日(月曜日から金曜日)9時から15時まで受け付けます。この研究に関するお問い合わせ先までご連絡いただけますようお願いいたします。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

研究所 老年学・社会科学研究センター

フレイル研究部

東浦研究 研究事務局

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(内線7398)

受付時間:祝祭日を除く平日(月曜日から金曜日)9時から15時