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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1868

倫理・利益相反委員会受付番号No.1868

「運動実施の時間帯が糖代謝に与える影響の解明(倫理・利益相反委員会受付番号No.1868)」人を対象とする生命科学・医学系研究実施についてのお知らせ 

 国立長寿医療研究センター予防老年学研究部では、以下の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
 本研究は、国立長寿医療研究センターが実施した研究事業から必要な情報を取り出し、匿名化したうえでまとめることによって行われるものです。
 このような研究は、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる皆様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2024年12月20日

1.研究課題名

「運動実施の時間帯が糖代謝に与える影響の解明」
(倫理・利益相反委員会受付番号No.1868)

本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者の氏名(部署名)

  • 国立長寿医療研究センター 島田裕之

3.研究分担者名(部署名)

国立長寿医療研究センター 予防老年学研究部

  • 研究員 原田健次、藤井 一弥、西島千陽、垣田大輔
  • 外来研究員 森川将徳

4.本研究の意義、目的

本研究は、国立長寿医療研究センターが実施した研究事業で得られた情報を用い、血液試料については専門業者に血液検査業務を委託し、糖尿病高齢者の適切な運動実施時間帯を探索することを目的とします。

5. 研究対象者

予防老年学研究部(旧:生活機能賦活研究部、自立支援システム開発室)が募集した研究事業の参加者(自己管理活動促進プログラムの認知症発症抑制に対する効果検証:ランダム化比較試験)のうち、運動教室参加者を対象としています。

6. 研究に使用する情報

年齢、性別、病歴を含む基本属性、アンケート調査、認知機能検査、運動機能検査、体組成計検査、採血検査で使用した血液サンプル、運動教室の参加回数

7. 本研究の方法

上記のデータを用いて、異なる時間帯の運動教室に参加したグループごとに、糖尿病に関する血液マーカーの変化を解析します。

8. 研究期間

2024年12月20日 ~ 2027年3月31日

9. 研究データ・サンプル利用開始日

倫理・利益相反委員会承認後、1ヶ月後からを予定しています。

10. 研究対象者に生じる負担ならびに予測されるリスクおよび利益

血液試料の二次利用のため、研究対象者に生じる負担は想定されません。直接の利益を受けることは想定していません。しかしながら、本研究により糖尿病高齢者の運動療法を最大化するためのタイミングを調査することができ、社会的な利益が生じると考えられます。

11. 研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身のデータが、本研究課題に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。
ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。

12. 本研究に関する情報公開の方法

この掲示により、本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については、論文・学会発表・報告書・マスメディアへの公表の形にて行う予定でおります。この研究は、当該被験者が識別される保有する個人情報はないため、保有する個人情報についての開示は行われません。血液検査に関する結果を、対象者へは返却する予定はありません。

13. 研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

14. 個人情報等の取扱い

本研究では、対象者が特定できる情報(氏名や住所)を削除した状態でデータを用います。研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも個人を特定できるような内容を含むことはございません。

15. 試料・情報の保管および廃棄の方法

抽出した電子データについては、原則的に永久的に保管いたします。個人の特定ができるデータについては、予防老年学研究部にて保存媒体を施錠保管いたします。

16. 研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究を実施するにあたり、科学研究費補助金;若手研究(研究責任者:森川将徳)、科学研究費補助金;特別研究員奨励費(研究責任者:森川将徳)、科学研究費補助金;基盤研究(A)(研究責任者:島田裕之)、介護保険事業費補助金;大規模実証事業(研究責任者:荒井秀典)、National Institutes of Health(研究責任者:島田裕之)から費用が支出される予定です。申告すべき利益相反情報はなく、本研究の計画・実施・報告において、研究の結果および結果の解釈に影響をおよぼすような「起こり得る利益の衝突」は適切に管理されており、研究の実施が対象者の権利・利益を損ねることはありません。

17. 研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

本研究に対する問い合わせは、下部において随時受け付けます。ご希望があれば、保有する個人情報についての開示を行います。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
老年学・社会科学研究センター

センター長 島田裕之

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(代表)