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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1674

倫理・利益相反委員会受付番号No.1674

「スマートフォンから得られる歩数の標準化に向けた検討 歩数計およびスマートフォンの比較による検討(倫理・利益相反委員会受付番号No.1674)」人を対象とする生命科学・医学系研究実施についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター予防老年学研究部では、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
 本研究は、他の研究で得られた情報から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる方のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2023年1月4日

1.研究課題名

「スマートフォンから得られる歩数の標準化に向けた検討 歩数計およびスマートフォンの比較による検討」
(倫理・利益相反委員会受付番号No.1674)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者の氏名(部署名)

  • 国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター センター長 島田 裕之

3.研究分担者名(部署名)

国立長寿医療研究センター予防老年学研究部

  • 副部長 李 相侖
  • 副部長 土井 剛彦
  • プロジェクトリーダー 堤本 広大
  • 研究員 片山 脩、牧野 圭太郎、山口 亨、西島 千陽、見須 裕香、原田 健次、冨田 浩輝、森川 将徳、藤井 一弥、栗田 智史、木内 悠人、西本 和平

4.本研究の意義、目的

この研究は、日常生活内の歩数をホコタッチ(以下、歩数計)と、今後の利用が期待されるスマートフォンで測定し、スマートフォンで測定した歩数を標準化する補正式を作成することを目的としています。今後、スマートフォンを用いて歩数を測定する研究および研究結果の報告が増加することが見込まれる中、本研究の結果は歩数計を用いて日常生活の歩数と認知機能や身体機能の関係について報告している先行研究の結果を解釈するための重要な資料となります。

5.本研究に使用する情報

この研究では、歩数計で記録された歩数データと通いの場アプリで記録された歩数データ等を使用します。

6.本研究の方法

この研究では、上記 5.のデータを用いてパソコンの統計プログラムによって多変量解析(多種の情報を混合して解析)を行い、歩数計とスマートフォンで測定された日常生活における歩数を検討します。

7.研究期間

2023年1月4日 ~ 2024年3月31日

8.対象となる方・研究対象者として選定された理由

この研究は、過去に当研究部の研究事業で歩数計を配布した地域在住高齢者のうち、別の研究事業(受付番号 No.1335-12)で介入群として参加し、直近1ヶ月以内に歩数データの読み取りを行なった65歳以上の高齢者を対象としています。

9.研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益

予想される負担並びにリスク

  • 本研究はすでに歩数計とスマートフォンに記録された歩数データを使用させていただきます。そのため、本研究に参加することで生じる負担並びに危険が生じるものはありません。

予想される利益

  • 本研究の参加によって対象者の健康や生活に直接生じる可能性のある利益はありません。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

この掲示により本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については学会発表・論文投稿などにて行う予定でおります。

12.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い

本研究では、通いの場アプリより上記5.の情報を抽出して使用いたしますが、対象者様が特定できる情報(氏名・住所・対象者ID番号など)を削除した状態で使用しています。研究で得られたデータは研究の目的以外に使用せず、プライバシーを守秘し、いかなる個人情報も外部に漏れないよう配慮いたします。 また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも対象者様を特定できるような内容を含むことはございません。 

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

抽出したデータ、対象者ID番号と置き換えた符号・番号との対応表、匿名化されたデータについては、原則的に永久的に保管いたします。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究を実施するため医療前のライフログデータおよび健診結果を活用する健康長寿の予測先制医療のための研究費(分担研究者:島田裕之)、長寿医療研究開発費(主任研究者:島田裕之)が研究の資金源として使用されます。研究の実施に当たり当センター利益相反行為防止規則を遵守して実施し、本研究の計画・実施・報告において、研究結果および結果の解釈に影響を及ぼすような「起こり得る利益の衝突」を適切に管理することで、研究の実施が対象者の権利・利益を損ねることはありません。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

研究に対するお問い合わせがございましたら下記のお問い合わせ先まで御連絡ください。研究責任者が対応いたします。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
 老年学・社会科学研究センター センター長 島田 裕之

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(代表)