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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1638

倫理・利益相反委員会受付番号No.1638

「当病棟の転倒転落アセスメントシートを使用した転倒分析の実施について(倫理・利益相反委員会受付番号No.1638)」人を対象とする生命科学・医学系研究実施についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター3W病棟では、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
 本研究は、通常の診療で得られた情報(電子カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2022年8月22日

1.研究課題名

「当病棟の転倒転落アセスメントシートを使用した転倒分析の実施について」
(倫理・利益相反委員会受付番号No.1638)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者の氏名(部署名)

国立長寿医療研究センター 看護部3W病棟 看護師 足立 七彩

3.研究分担者名(部署名)

国立長寿医療研究センター 看護部3W病棟

  • 副看護師長 佐藤 知子
  • 看護師長 鈴木 ひづる

4.本研究の意義、目的

本研究では、転倒・転落発生事例において、転倒・転落アセスメントシートの実施時期、結果および講じた対策について調査し、新たな転倒・転落リスク要因発生時に速やかにアセスメントの実施および対策が講じることができていたかを明らかにします。

5.本研究に使用する情報

調査項目 年齢、性別、転倒時間帯、転倒転落患者が在院何日で転倒しているか、転倒に関する予兆はあったか、身体からルート(持続点滴、PTCD、ENBD、膀胱留置カテーテルを含む)は出ていたか、リハビリの介入はあったか等のカルテ情報

6.本研究の方法

電子カルテデータ、インシデントレポートを用いた後ろ向き調査研究。
転倒転落アセスメントの実施について記述統計に整理してデータの傾向を把握する。

7.研究期間

研究実施期間:2022年8月22日 ~ 2023年 3月31日
調査対象期間:2021年 4月 1日 ~ 2022年 2月28日

8.対象となる患者さん・研究対象者として選定された理由

調査対象期間内の国立長寿医療研究センター3W病棟入院中に転倒・転落事象(未遂を含む)が発生した患者としてインシデントレポートが確認できる方

9.研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益

既存の診療情報の利用のみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益並びに危険性は想定されません。また、対象者個人に対する直接の利益も想定されません。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の診療情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

この掲示により本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については学会発表・論文投稿などにて行う予定でおります。

12.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い

本研究では、診療情報(電子カルテ)より上記5.の情報を抽出して使用いたしますが、患者さんが特定できる情報(氏名・住所など)を削除した状態で抽出しています。また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも患者さんを特定できるような内容を含むことはございません。

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

研究責任者は、研究等の実施に係わる重要な文書(申請書類の控え、理事長からの通知文書、各種申請書、報告書の控、その他データの信頼性を保証するのに必要な書類または記録等)および本研究による収集したデータ、患者ID番号と置き換えた符号・番号との対応表、匿名化されたデータについては、学会や論文等での発表から10年間保管します。抽出したデータ、匿名化されたデータについては研究責任者が、対応表については臨床研究に関与しない第三者が保存媒体を施錠保管します。保管期間満了後、紙媒体は速やかにシュレッダーにかけ、電子データは復元不能な状態にして廃棄します。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究は、既存の設備等で研究を実施するため、研究費はありません。その他、開示すべき利益相反はありません。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

他の研究対象者等の個人情報等の保護の範囲内で当該研究について相談に応じます。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
 看護部3W病棟 看護師 足立 七彩

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(代表)