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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1491

倫理・利益相反委員会受付番号No.1491

「社会的処方箋としての一般介護予防事業等の効果評価法の開発(倫理・利益相反委員会受付番号No.1491)」:人を対象とする医学系研究実施についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部では、以下の人を対象とする医学系研究を実施しております。
 この研究は、日本老年学的評価研究機構よりデータ提供を受けて、下記の通り二次分析研究を行います。厚生労働省・文部科学省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定に基づき、研究実施の情報公開をいたします。
 この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「17.この研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

  2020年12月23日

  1. 研究課題名
    「社会的処方箋としての一般介護予防事業等の効果評価法の開発」
    (倫理・利益相反委員会受付番号No.1491)
    この研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
  2. 研究機関の名称及び研究責任者の氏名(部署名)
    国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
    老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部 部長 近藤 克則
  3. 研究分担者名(部署名)
    本研究は、以下の研究機関と研究実施体制を確立し、共同研究を行っております。各機関の研究責任者が、責任をもって当該機関での試料・情報の管理を行います。

    所属機関

    所属学部など

    役職

    氏名

    国立長寿医療研究センター

    老年学評価研究部

    研究員

    宮國 康弘

    老年学評価研究部・
    フレイル研究部

    特任研究員

    上地 香杜

    老年社会科学研究部

    部長

    斎藤 民

    フレイル研究部

    部長

    小嶋 雅代

    星城大学

    リハビリテーション学部

    助教

    林 尊弘

  4. 当該研究の意義、目的
    近年では、社会参加や社会関係を処方する社会的処方への関心が高まってきております。しかし、その評価方法が確立していないため、効果的な処方の確立には至っておりません。そこで、本研究では一般介護予防事業等のプロセス・アウトカム指標などを用いて、社会的処方に関する評価デザインや方法を開発することを目的としております。本研究を行うことによって、加齢に伴う疾患に対する効果的な対策と評価法の確立に寄与し、今後の一般介護予防評価事業に対して有益な成果をもたらす可能性があります。
  5. 研究に使用する情報・情報の提供
    個人が特定されない形となった健康診査データ・事業参加者リスト・要介護認定データ・介護保険料賦課情報データ・介護保険給付実績データ・死亡個票データ・「健康とくらしの調査」データの提供をいただき研究を実施します。提供いただくデータは匿名化されており、こちらでは個人を特定することはできません。
    「健康のくらしの調査」は、2013年度・2016年度・2019年度に、それぞれ以下の実施主体・時期にて実施された調査となります。 

    調査名

    実施主体

    実施時期

    「健康とくらしの調査」
    2013年度

    大雪地区広域連合
    (東川町・東神楽町・美瑛町)

    東浦町

    2013年10月~12月

    常滑市

    碧南市

    武豊町

    西尾市

    美瑛町

    十和田市

    南知多町

    豊橋市

    十津川村

    田原市

    松浦市

    丸亀市

    中央市

    御船町

    早川町

    柏市

    度会町

    名古屋市

    半田市

    神戸市

    東海市

    横浜市

    大府市

    岩沼市

    知多市

    新潟市

    「健康とくらしの調査」
    2016年度

    大雪地区広域連合
    (東川町・東神楽町・美瑛町)

    半田市

    2016年10月~2017年1月

    余市町

    碧南市

    苫前町

    西尾市

    音更町

    常滑市

    十和田市

    知多北部広域連合
    (東海市・大府市・知多市・東浦町)

    益子町

    柏市

    長柄町

    松戸市

    中央市

    船橋市

    早川町

    八王子市

    森町

    横浜市

    小山町

    新潟市

    南知多町

    名古屋市

    美浜町

    福岡市

    武豊町

    岩沼市

    度会町

    御船町

    松浦市

    神戸市

    松木市

    高浜町

    「健康とくらしの調査」
    2019年度

    当別町

    中央市

    2019年度11月~2020年1月

    余市町

    早川町

    栗山町

    松本市

    大雪地区広域連合
    (東川町・東神楽町・美瑛町)

    飯田市

    苫前町

    小山町

    八戸市

    森町

    十和田市

    名古屋市

    六戸町

    半田市

    三戸町

    碧南市

    五戸町

    常滑市

    南部町

    知多北部広域連合
    (東海市・大府市・知多市・東浦町)

    岩沼市

    武豊町

    小坂町

    豊中市

    葛尾村

    くすのき広域連合
    (守口市・門真市・四條畷市)

    大洗町

    八尾市

    さいたま市

    神戸市

    市川市

    多可町

    松戸市

    天理市

    柏市

    生駒市

    市原市

    鳥取市

    睦沢町

    智頭町

    長柄町

    福岡市

    八王子市

    松浦市

    町田市

    御船町

    横浜市

    臼杵市

    新潟市

    津久見市

    十日町市

    竹田市

    加賀市

    九重町

    高浜町

     

    得られた情報は以下の情報提供機関に研究に使用する情報を提供します。情報提供機関では、情報は10年間保管されます。そのほかの機関や第三者に情報を提供することはありません。
    <情報提供機関>

    機関名

    責任者

    星城大学リハビリテーション学部

    林尊弘

  6. 当該研究の方法
    本研究では提供されたデータをもとにして、高齢者における社会的処方(社会参加や社会関係)の状況と健診データ等の健康状態や介護状況を組み合わせた解析を行い、社会的処方の評価の方法を開発します。
  7. 研究期間
    2020年12月23日 ~ 2023年3月31日
  8. 対象となる研究対象者として選定された理由
    「健康とくらしの調査」が実施された時点で、65歳以上の高齢者から選定いたしました。実施状況に応じて、介護予防・生活支援サービス事業対象者、要支援認定者、要介護支援認定者は除外されています。
  9. 研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益
    本研究は、当センターではすでに匿名化されたデータのみを用いるため、プライバシーの保護についても十分に配慮されています。新たに発生する不利益並びに危険性は想定されません。また、研究対象者個人に対する直接の利益も想定されません。
  10. 研究実施について同意しないこと及び同意を撤回することの自由について
    本研究においては、提供される情報は匿名化されており、対応表を当センターでは保有していないため、情報の削除ができません。ご了解ください。ご不明な点がございましたら、17.に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
  11. 研究に関する情報公開の方法
    本掲示により研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については学会発表や学術雑誌への投稿という形で公表されます。
  12. 研究計画書等の閲覧について
    他の研究対象者等の個人情報等の保護及び当該研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書及び研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、17.に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
  13. 個人情報等の取扱い(匿名化する場合にはその方法を含む。)
    本研究では、匿名化した状態で情報を享受します。そのため、解析にあたって研究者が個人を特定することはできません。また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも個人を特定できるような内容を含むことはございません。
  14. 試料・情報の保管及び廃棄の方法
    各保険者より享受した情報はPDFファイルとして、インターネットに接続されていない外付けハードディスクに保管します。外付けハードディスクの保管責任者、保管場所、保管期間、廃棄方法は以下の通りです。
    保管責任者:近藤 克則
    保管場所 :国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部
    保管期間 :30年
    廃棄方法 :データが復元できないように、ハードディスクを初期化する。
  15. 研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反及び個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況
    本研究は、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターの長寿医療研究開発費によって実施されます。利益相反に該当する項目はございません。
  16. 研究対象者等及びその関係者からの相談等への対応
    本研究について質問や不安・不満がございます場合は、17.お問い合わせまでご連絡をお願い致します。
  17. この研究に関するお問い合わせ先
    国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター
    老年学評価研究部 近藤 克則
    電話 0562-46-2311(代表)