本文へ移動

 

文字サイズ

ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1367

倫理・利益相反委員会受付番号No.1367

「JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)プロジェクト調査データおよび、第8期介護保険事業策定のための介護予防・日常生活圏域ニーズ調査データの分析支援プロジェクト(倫理・利益相反委員会受付番号No.1367)」人を対象とする医学系研究実施についてのお知らせ

 

 国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部では、各保険者(自治体)からの情報提供を受けて、下記の通り二次分析研究を行うこととなりましたので、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に基づき、研究実施の情報公開をいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2020年4月22日

  1. 研究課題名
    「JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)プロジェクト調査データおよび、第8期介護保険事業策定のための介護予防・日常生活圏域ニーズ調査データの分析支援プロジェクト」
    (倫理・利益相反委員会受付番号No.1367)
     本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
  2. 研究機関の名称および研究責任者の氏名
     近藤 克則(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部長、千葉大学予防医学センター 教授、一般社団法人日本老年学的評価研究機構 代表理事)
  3. 研究実施体制
     本調査は、以下の研究機関と研究実施体制を確立し、共同研究を行っております。各機関の研究責任者が、責任をもって当該機関での試料・情報の管理を行います。
    共同研究機関 各機関の研究責任者
    研究責任者名 所属学部等 役職

    国立長寿医療研究センター1)

    千葉大学2)

    一般社団法人日本老年学的評価研究機構3)
    近藤 克則

    老年学評価研究部1)

    予防医学センター2)

    部長1)

    教授2)

    代表理事3)

    東京大学大学院

    近藤 尚己 医学系研究科 准教授
    東北大学大学院 相田 潤 歯学研究科 准教授
    日本福祉大学 斉藤 雅茂 社会福祉学部 准教授

    浜松医科大学

    尾島 俊之

    医学部健康社会医学講座

    教授

    ハーバード大学 イチロー・カワチ 公衆衛生大学院 教授
    静岡県立大学短期大学部 野口 有紀 歯科衛生学科 准教授

    岡山県立大学

    井上 祐介

    保健福祉学部

    助教

    国立保健医療科学院 佐々木 由理 国際協力研究部 主任研究官
    山形大学大学院 池田 登顕 医学系研究科 助教
    山形大学大学院 平井 寛 総合研究部 准教授

    順天堂大学

    平塚 義宗

    眼科

    先任准教授

    新潟大学大学院 菖蒲川 由郷 医歯学総合研究科 准教授
    新見公立大学 鄭 丞媛 健康科学部地域福祉学科 准教授

    神奈川歯科大学

    山本 龍生

    大学院歯学研究科災害医療・社会歯科学講座

    教授

    星城大学 竹田 徳則 リハビリテーション学部 教授
    大阪国際がんセンター 小山 史穂子 がん対策センター 医員
    朝日大学 中村 廣隆 保健医療学部 助教

    東海学園大学

    中出 美代

    健康栄養学部

    教授

    東京医科歯科大学 藤原 武男 医歯学総合研究科 教授
    東京女子医科大学 金森 悟 看護学部 講師
    同志社大学 佐々木 一郎 商学部 教授
    日本福祉大学 伊藤 美智予 社会福祉学部 准教授

    福井大学

    井階 友貴

    医学部地域プライマリケア講座

    教授

    平成医療短期大学 加藤 清人 リハビリテーション学科 教授
    北海道大学大学院 玉腰 暁子 医学研究院 教授
    北里大学 山北 満哉 一般教育部 准教授
    名古屋医専 平松 誠 社会福祉学科 教官

    名古屋大学

    竹内 研時

    医学系研究科部

    准教授

    名古屋市立大学 山口 知香枝 看護学研究科 准教授
    福島県立医科大学 大平 哲也 医学部 主任教授
    大阪大学 白井 こころ 医学系研究科 特任准教授
  4. 分担研究者名
    所属機関 所属学部等 役職 氏名
    国立長寿医療研究センター

    老年学評価研究部

    特任研究員

    宮國 康弘

    特任研究員 高橋 聡
    老年社会科学研究部 部長 斎藤 民
    室長 村田 千代栄
    フレイル研究部 部長 小嶋 雅代
    千葉大学 予防医学センター

    特任助教

    辻 大士

    特任助教 武藤 剛
    特任助教 章 文
    特任助教 亀田 義人
    特任研究員 横山 芽衣子

    技術補佐員

    前田 梨沙

    技術補佐員 高瀬 遼
    准教授 花里 真道
    特任准教授 鈴木 規道

    技術補佐員

    西垣 美穂

    技術補佐員 古賀 千絵
    客員研究員 藤原 聡子
    客員研究員 柳 奈津代
    千葉大学大学院 医学薬学府 大学院生

    中村 恒穂

    大学院生 高杉 友
    大学院生 飯塚 玄明
    大学院生 上野 貴之
    大学院生 吉田 紘明
    千葉大学医学部附属病院 循環器内科 医員 中込 敦士
    東京大学 社会科学研究所 特任研究員 芦田 登代
    東京大学大学院 医学系研究科

    講師

    高木 大資

    客員研究員 齋藤 順子
    大学院生 金森 万里子
    星城大学 リハビリテーション学部 助教 林 尊弘
    東海学園大学 健康栄養学部 准教授 長幡 友実
    東京医科歯科大学 医歯学総合研究科

    教授

    藤原 武男

    講師 森田 彩子
    助教 谷 友香子
    助教 松山 祐輔
    特任助教 那波 伸敏
    プロジェクト助教 土井 理美
    特別研究員 伊角 彩
    医学部附属病院 特任助教 長嶺 由依子
    名古屋大学 医学部 学部生 玉田 雄大
  5. 本研究の意義、目的
     本研究では、皆様の健康状態や暮らし方などを把握し、介護予防などに役立てるために各保険者(自治体)よりデータを享受します。本研究は、全国の保険者との共同研究のため、地域間で比較することができ、各保険者が優先すべき介護予防の課題を探り、効果的な介護予防の方法を検討することができます。また、海外の高齢者データを用いた国際比較研究によって日本の高齢者の特徴を明らかにし、災害時の健康保護に有用な要因も明らかにします。
  6. 本研究に使用する情報
     各保険者より、個人が特定されない形となった健康診査データ・事業参加者リスト・要介護認定データ・介護保険料賦課情報データ・介護保険給付実績データ・死亡個票データ・「健康とくらしの調査」データの提供をいただき研究を実施します。提供いただくデータは匿名化されており、こちらでは個人を特定することはできません。
  7. 本研究の方法
     本研究では、各保険者より享受したデータをもとにして、高齢者の心理・社会的な状況と健診データ等の健康状態や介護状況を組み合わせた解析を行います。こうした解析によって、高齢者の健康状態について生物学的な要因だけでなく心理・社会的な決定要因にも着目した包括的な健康社会の実現に向けた科学的知見の生成や、その知見を社会へ提供することを目指します。
  8. 研究期間
     2020年4月22日~2022年3月31日
  9. 研究対象者として選定された理由
     本研究は、日本老年学的評価研究(以下、JAGES調査)の一部として位置づけられております。われわれは、全国各地の保険者の協力を得て、2010年度より約3年おきにJAGES調査を実施し、2019年度においても新たにJAGES調査2019を実施しました。
     本研究では、2010年度、2013年度、2016年度のJAGES調査に参加・協力していただいた保険者(以下、継続保険者)においては、その際の調査回答者を研究対象者としました。また、継続保険者のうち2019年度調査時に新たに65歳以上になられた方、 2019年度調査よりJAGES調査にはじめて参加する保険者においては65歳以上の高齢者を、ランダムサンプリングあるいは全数調査によって研究対象者として選定しました。研究対象者は保険者の意向にあわせて、介護予防・生活支援サービス事業対象者、要支援認定者、要介護支援認定者を除外して選定されております。
  10. 研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益
     本研究は、各保険者が保有している既存の情報を、匿名化された状態で提供されたうえで実施され、当センターではすでに匿名化されたデータのみを用いるため、プライバシーの保護についても十分に配慮されています。新たに発生する不利益並びに危険性は想定されません。また、研究対象者個人に対する直接の利益も想定されません。
  11. 研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について
     本研究において、各保険者より提供される情報は匿名化されており、対応表を当センターでは保有していないため、情報の削除ができません。ご了解ください。ご不明な点がございましたら、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
  12. 本研究に関する情報公開の方法
     本掲示により研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については学会発表や学術雑誌への投稿という形で公表されます。学術雑誌に掲載された後には、ニューズレターやプレスリリースを発行し、プレス発表を開催するように努めています。それらの内容は、JAGESのウェブサイトにて公開しております。
  13. 研究計画書等の閲覧について
     他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
  14. 個人情報等の取扱い
     本研究では、各保険者より匿名化した状態で情報を享受します。そのため、解析にあたって研究者が個人を特定することはできません。また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも個人を特定できるような内容を含むことはございません。
  15. 試料・情報の保管および廃棄の方法
     各保険者より享受した情報はPDFファイルとして、インターネットに接続されていない外付けハードディスクに保管します。外付けハードディスクの保管責任者、保管場所、保管期間、廃棄方法は以下のとおりです。
  • 保管責任者:近藤克則
  • 保管場所:国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部
  • 保管期間:30年
  • 廃棄方法:データが復元できないように、ハードディスクを初期化する。
  1. 研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況
     本研究は、各保険者からの受託金によって実施されます。各保険者とは共同研究協定を締結し、保険者から調査研究を受託するため、研究内容に対し保険者は意見を反映することができます。利益相反に該当する項目としては、研究責任者の近藤克則と研究分担者の宮國康弘が共同研究機関である一般社団法人日本老年学的評価研究機構の役員であることがあげられますが、当センターの利益相反対処方針に従い、利益相反行為防止規則を遵守し、適正に本研究を実施いたします。
  2. 研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応
     本研究について質問や不安・不満がございます場合は、下部に記載のお問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

本研究に関するお問い合わせ先

 コールセンター 平日9時00分~17時00分
 電話:0120-900-678(フリーコール※通話無料)

  • コールセンターは一般社団法人新情報センターに委託しております。一般社団法人新情報センターは、(一財)日本情報経済社会推進協会の「プライバシーマーク」の認定を受けております。調査の実施にあたっては、個人情報保護方針に従い、情報の管理を徹底しております。