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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1244-2

倫理・利益相反委員会受付番号No.1244-2

「JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)プロジェクト-若年層および高齢者の健康とくらしに関する疫学研究-(倫理・利益相反委員会受付番号No.1244-2)」:人を対象とする生命科学・医学系研究実施についてのお知らせ

 

 国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部では、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
 本研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省共管の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象者のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study、日本老年学的評価研究)プロジェクトは、健康長寿社会をめざした予防政策の基盤づくりを目標とした研究プロジェクトです。ご質問等ございましたら下記の本研究に関するお問い合わせ先までご連絡ください。

2021年9月22日

1.研究課題名

「JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)プロジェクト-若年層および高齢者の健康とくらしに関する疫学研究-」
(倫理・利益相反委員会受付番号No.1244-2)

本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者の氏名

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部長 近藤克則

3.研究分担者名

東海学園大学 健康栄養学部 教授 村田千代栄
日本福祉大学 社会福祉学部 准教授 斉藤雅茂
東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 教授 相田潤
同志社大学 商学部 教授 佐々木一郎
神奈川歯科大学 歯学部 教授 山本龍生
神奈川歯科大学 歯学部 助教 持田悠貴
名古屋市立大学 大学院看護学研究科 准教授 山口知香枝
筑波大学 体育系 助教 辻大士
京都大学 大学院医学研究科 客員研究員 朱祐珍
京都大学 大学院医学研究科 講師 細川陸也
京都大学 大学院医学研究科 教授 川上浩司
京都大学 大学院医学研究科 特定講師 吉田都美
国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部 研究員 宮國康弘
国立長寿医療研究センター フレイル研究部 部長 小嶋雅代
国立長寿医療研究センター フレイル研究部 特任研究員 渡邉良太
国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部 外来研究員 川﨑洋平

4.本研究の意義、目的

・若年層および高齢者の健康に関連する要因を探り、健康な社会づくりへの貢献を目指してい
 ます。
・市町村の協力を得て、健康の決定要因について地域間で比較することができるとともに、各
 市町村が優先すべき介護予防の課題を探り、効果的な介護予防の方法を検討します。
 さらにその効果の評価を行います。

5.本研究に使用する情報

自治体が行ったアンケート調査の調査結果を使用させて頂きます。
※「13.個人情報等の取扱い」をご参照ください。

6.本研究の方法

自治体が行ったアンケート調査の結果をもとに、統計的なデータ解析を行います。

7.研究期間

2019年5月22日 ~ 2025年3月31日

8.対象となる患者さん・研究対象者として選定された理由

20歳以上65歳未満を対象に無作為抽出し、約2万人を選定します。

9.研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益

研究対象者にはアンケート調査(1回・所要時間約20分)に回答していただきます。個人情報は暗号化し、匿名化後に集計分析致しますので、プライバシーは保護されています。したがって、不利益および危険性は極めて少ないと考えられます。
また、直接の利益も想定されません。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

一度ご回答いただいた後でも撤回ができ、そのことで不利益な扱いを受けることはありません。同意を頂いている皆様から改めて同意取り消しのご連絡をいただいた場合、データの利用を停止いたします。
ただし、学会や論文等ですでに研究結果が公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。
調査へのご参加または不参加によって不利益な扱いを受けることはありません。参加を希望されない場合は、下部「16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応」に記載の連絡先までご連絡をお願い致します。データの利用を停止し、データは削除致します。ただし、研究結果が学会発表や学術雑誌などへの投稿という形で公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

調査結果は、学会発表や学術雑誌などへの投稿という形で公表されますが、その場合にも匿名化された情報のみを公表します。また、学術雑誌に掲載された後には、ニューズレターやプレスリリースを発行し、プレス発表の開催、本プロジェクトのウェブサイトにての公開に努めます。

12.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護並びに本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い

分析には、アンケート結果を用います。自治体、研究責任者および各研究者はデータを以下のように取り扱います。

  1. 自治体は、調査票に付与する任意の調査票番号と住民票コードの対応表を作成し、自治体内でのみ保管をします。
  2. 自治体は、調査票に調査票番号を付与し、調査票番号で管理を行います。
  3. 調査票番号および調査データを研究者に受け渡します。
  4. 研究責任者は、調査データに個人情報などが含まれていないかどうかを確認した後、他機関へ提供を行います。

上記の手順をふむため、各研究者に個人が特定される可能性はございません。

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

Zip圧縮を行ったcsvファイルで送られてきたデータ(パスワードを付与)は、インターネットに接続されていない外付けハードディスクに保存します。外付けハードディスクは、施錠された保管所で管理し、鍵の保有者を限定します。

  • 保管責任者:近藤克則
  • 保管場所:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部
  • 保管期間:30年
  • 破棄:データの復元ができないように、ハードディスクを初期化します。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究は、厚生労働省からの科学研究費補助金と寄附金によって実施します。公的な研究助成金提供者は、研究の企画、運営、解析、論文執筆に関与せず、開示すべき利益相反に該当する項目はありません。寄附金は、近藤克則が日本医師会医学賞の受賞による賞金を、国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部の活動資金として寄附したものです。本研究の実施に際して、利益相反行為は行いません。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

回答者からの質問等に対応しております。下部までお問い合わせください。
長寿研事務局 ncggadmin.ml@jages.net(平日10時~16時)

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部 近藤克則

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(代表)