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拠点外愛媛県訪問先:愛媛大学医学部付属病院医療福祉支援センター

愛媛大学医学部附属病院 医療福祉支援センター 

愛媛県内の在宅医療連携拠点3か所へ訪問させていただいた後、各拠点との連携を持たれる地域の急性期医療を一手に担う、愛媛大学医学部附属病院 医療福祉支援センターへ伺いました。
 全国でも貴重な存在である、大学病院における在宅医療支援への積極的な取り組みに関してセンター長の櫃本先生や、副センター長の青山様をはじめ、医療福祉支援センターの皆様より活動理念や10年の歴史、活動実態に関して詳しくご教示頂きました。
会話の様子
中央から櫃本センター長・青山副センター長・亀岡副看護師長

掲示物の写真

医療を生活資源に!

その人らしい生活をその人のニーズに基づき
医療支援を提供するという理念を根本に考える。
急性期病院の医療提供の在り方が
患者の意識変容に大きな変容を与える。
入院は退院のためであり、
退院して本来の生活に戻る事が
医療の目的である

ということを確認して、活動展開をされている。
医師は診断、治療を軸、看護師は生活支援を軸に
活動展開することが重要である。
各病棟に退院支援コア看護師がいる、
その上に外来から入院された患者全員に対して、
退院調整看護師がMSWやがん認定看護師と共に
病棟にあがり、退院後の患者の生活支援に
つなぐ支援を提供している。
退院後、入院早期に在宅医療と共に
患者はどのような生活を送るのかを
医療者と患者とその家族と共有し、
確立していくことが、生活の中にある
医療を提供することができるのではないかと考える。

今後人材育成に力を入れていきたいと話すセンターの皆様から、新たな取り組みへのイニシアティブを感じました。
急性期病院と地域で生活を身近で支える在宅医療連携拠点のそれぞれの事業所の活動が円滑な歯車を噛み合わせて進むことで、住み慣れた地域で最後まで生きていける在宅医療が提供できるのだと感じます。
今後の事業展開を是非お聞かせください。よろしくお願いいたします。
訪問の最後には、櫃本先生と当長寿医療研究センター 在宅連携医療部部長 三浦医師と固い握手を交わされ、今後も先進的取組みを継続されることを約束されていました。
櫃本先生と当センター三浦医師
お忙しい中、ご対応いただき誠にありがとうございました。
長寿医療研究センター在宅連携医療部としても引き続きご指導、ご鞭撻を賜りたく存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。