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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

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リハビリテーション科部

リハビリテーション科部集合写真

はじめに

 当センターの理念は、「高齢者の心と体の自立を促進し、健康長寿社会の構築に貢献すること」です。我々リハビリテーション科部一同は、フレイルを予防するためのリハビリテーション、フレイルを改善するための外来リハビリテーション、失われた機能を最大限に回復させる入院リハビリテーション、できるだけ長く在宅で生活するための訪問リハビリテーションを行い、それらの研究成果を発表するために日々研鑽を積んでいます。

リハビリテーション科部の特徴

  1. 最先端の評価・治療・支援機器と広大なリハビリテーション室(リハビリテーション室設備・備品のページ)

  2. 全病期に対してリハビリテーションを展開(臨床概要のページ )
  3. 積極的な研究活動を実践 (研究概要のページ)
  4. 卒後教育として独自の臨床・研究ラダー制度を導入(採用・キャリアアップ・その他のページ )
  5. 1病棟にPT・OT・ST混成の専属リハビリテーションチームを配置(採用・キャリアアップ・その他のページ  )

各療法別の特徴

理学療法士

当センターの理学療法士は、高齢者に特有のフレイル、サルコペニア、骨折、脳卒中、内部障害といった幅広い疾患に対応しています。世界水準での研鑽を目指し、クリニカルラダーに沿ってe-learningやCBT(Computer Based Testing)による知識補完、OSCE(客観的臨床能力試験)による評価・治療技術の習得を実施しています。特に、動作解析装置を用いた精緻な身体機能評価(動画はこちらこのリンクは別ウィンドウで開きます)、最新機器やロボットを活用したニューロリハビリテーション(動画はこちらこのリンクは別ウィンドウで開きます)、モニター監視下でのエルゴメーターやトレーニングマシンを用いた心臓リハビリテーションに力を入れています。また、ロコモ・フレイル外来では、多種多様で詳細な身体機能評価と多職種カンファレンスへの参画を通じて治療方針を決定しています。これらの最新技術と知見に基づいたリハビリテーション治療の実践と研究成果の発信にも積極的に取り組んでいます。

作業療法士

作業療法士は、認知症、フレイル、脳血管疾患に加え、循環器・呼吸器・運動器疾患の患者さんすべてに対し、専門的な知識と技術をもって介入し、生活の質の向上を支援しています。ロボットセンターや認知症疾患医療センターと連携し、最先端の知見に基づいた治療を実現しています(動画はこちらこのリンクは別ウィンドウで開きます)。県下最大級の作業療法士スタッフ数を誇る当センターでは、クリニカルラダーによるOJT(On-the-Job Training)や、専用教材を用いた卒後学習支援の充実を図り、経験年数やキャリアに応じた成長をサポートしています。また、チーム医療にも注力しており、認知症・せん妄チームや排尿ケアチームといった多職種による高齢者医療チームに積極的に参画し、多職種と連携を図りながら包括的な支援を提供しています。

言語聴覚士

言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」といった日常生活に不可欠な活動を支えるスペシャリストです。高齢者において著しくQOL(Quality of Life)を低下させる摂食嚥下障害に対し、嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を用いて病態を正確に把握し、対応法を検討しています。さらに、摂食嚥下・排泄センターの多職種チームの一員として嚥下回診に同行し、適切な食事形態、姿勢調整、リハビリテーション手技を検討しています(研究成果はこちらこのリンクは別ウィンドウで開きます)。磁気刺激装置などの最先端機器を用いたリハビリテーションも提供しています(磁気刺激画像はこちらこのリンクは別ウィンドウで開きます)。聴覚分野では、補聴器装用者に対する聴覚リハビリテーションを実践し、聴覚機能の回復と補聴器常用による生活の質の向上を目指しています。チーム医療にも力を入れており、Nutrition Support Team(栄養サポートチーム)やポリファーマシー委員会に所属し、多職種と連携しながら患者さん一人ひとりに個別のアプローチを支援しています。