看護部
看護部の今年度の新たな取り組みとして、出張講座や院内の退院支援研修での退院前訪問を取り入れ、参加したスタッフから「とても勉強になった!」という声が多く聞かれました。その熱い気持ちを分かち合う機会として、3月12日(金)に第1回在宅支援を考える会を開催しました。自己研鑽という形で時間外での開催でしたが、53名の看護・介護職員が参加してくれました。
53名の看護師が在宅医療を考える会に参加しました
地域医療連携室の看護師長から始まりの言葉
「入退院支援実践力向上研修」に参加した2名より、研修の学びとして病棟から地域へ繋げるポイント、「退院支援研修での退院前訪問」の研修生代表2名は、患者さんやご家族のご自宅での様子を目の当たりにして、患者さんは生活者であり、私たち看護師は病棟でどう支援をしたらよいか、報告をしてくれました。そして「出張講座」の報告では、地域に出向くことで得られた情報として、実生活で困ってる点や生活の視点を実感できたことを発表してくれました。
入退院支援に関する実践力向上研修受講者からの報告
看護部教育研修「退院前訪問」に参加した学びの発表(1)
看護部教育研修「退院前訪問」に参加した学びの発表(2)
出張講座講師による地域とのつながりについて
その後、8グループに分かれてざっくばらんに日頃の看護を語り合う場としたところ、大盛況!!若い看護師は、患者さんやご家族へ向き合う気持ちや信念など、先輩の経験談を聴けて、目がキラキラしていました。また、あるグループでは、日々患者さんとどんな気持ちで向き合い、どんな患者さんの1面でワクワクしているのか等、看護の語りに心動かされ、笑顔あり笑いありの活気ある時間が流れていきました。
地域医療連携室の看護師長がテンポよく、場を和ませながら進めてくれたので、あっという間の1時間でした。ふだん感じていることや疑問を聞き合う場となり、長寿看護がんばってるね!と、自己肯定感を高められるよい機会となりました。
8グループに分かれて日頃の在宅支援を語り合いました
外来副看護師長に「幸齢者新聞」について語ってもらいました
地域医療連携室看護師長の呼びかけで発表者へ拍手
看護部長から在宅支援に向けた熱い思いが語られました
最後に、看護部長さんの実体験を含めた長寿・在宅看護への熱い思いを聞き、参加した職員一同、明日からまた頑張ろう!という気持ちになりました。このような在宅支援を考える機会を、これからも継続して作っていきたいと思います。