看護部
11月26日、12月20日の両日に、高齢者や認知症の方へよりていねいで適切な対応ができることを目的に60分間の研修を行い、110人以上の職員の皆さんにご参加いただきました。研修は参加型です!!「百聞は一見にしかず」何事も自分で見たり聞いたり、体験することが大事です。今回は高齢の方の「聞く」「判断・記憶」「見る」の3種類について体験しました。初めに「聞く」を、耳栓を使って「小さく・遠く聞こえる」や「不明瞭に聞こえる」体験をしました。聞こえにくい状況では思った以上に聞くことに集中しなければいけないことがわかりました。
耳栓を入れて聞こえにくさを体験します
判断・記憶力を体験中
次に「判断・記憶」の体験です。参加者の皆さんは、道案内の説明を聞き「わかりやすい・覚えやすい」説明の仕方について体験をしました。たくさん説明しすぎると相手を混乱させてしまうことがわかりました。
最後に「見る」の体験です。高齢の方は視野が狭くなります。今回は、高齢者体験ゴーグルを使用し、二人ひと組のグループで「高齢の人」と「声を掛ける人」に分かれ、実際にどのように見えているのか、視野の外から声を掛けられるとどのような反応になるのかを体験しました。
ゴーグルをつけて視野の狭い世界を体験しています
視野の外から体に触れられびっくりしました
皆さん研修が進むにつれ、「本当だ」「聞き取りにくい」など気づきの声や笑顔が多くなりました。感想や意見を出しながら「高齢者や認知症の方へ優しいコミュニケーション」を実践し、にぎやかな体験・参加型の研修になりました。終了後には、「あっという間の1時間だったよ」「家に帰って実践してみる」などのうれしいご意見を頂きました。
疑似体験を通して理解を深めた高齢者や認知症の方への対応方法を、院内外で実践していきたいと思います。
尚、本研修は、長寿医療研究開発費(24-30 エイジ・フレンドリー・ホスピタル開発のための実証研究:施設環境デザインと接遇・コミュニケーションに着目して:研究代表者:斎藤民)との共同開催で行いました。