「紹介受診重点医療機関」とは国の医療制度見直しにより新設されたもので、原則として、外来受診の際に紹介状が必要となる医療機関となります。地域のかかりつけ医療機関との連携を基に、手術・処置や化学療法等の高度な医療機器・設備を必要とする診療を行います。治療等が終了し病状が安定した患者さんは、地域のかかりつけ医療機関に紹介(逆紹介)させていただくことがあります。
この制度により、外来の待ち時間の短縮等につながり、病院での適切な検査や治療をよりスムーズに受けられるようになります。紹介状を用いた一般的な受診の流れについては、リーフレットをご覧ください。
なお、紹介状がなく来院された場合は、一部負担金(3割負担等)とは別に、「特別の料金(選定療養費)」がかかる場合があります。
医科:初診時7,700円 再診時3,300円 歯科:初診時5,500円 再診時2,090円
この指定を受けますと、上記のとおり初診時および再診時選定療養費の金額が変更となります。将来において効率的で質の高い医療を確保するために推進されている制度であることから、ていねいに説明しご理解を頂けるよう努めます。また、地域の皆様にも十分な情報提供をして参ります。
特別の料金(選定療養費)の運用は令和6年2月から開始いたします。皆様におかれましてはご理解いただきますようお願い申し上げます。
国立長寿医療研究センター病院長