消化器内科・専攻医研修プログラム
募集要項
募集職種 |
消化器内科・専攻医(内科専攻医) |
募集人数 |
1〜2名 |
職務内容 |
到達目標
消化器内科専門医は内科等の専門医研修終了後に消化器内科領域全般で高い専門性をもった医療を提供する医師を養成する制度である。消化器領域の疾患と病態を系統的に理解するとともに、チーム医療、病診・病病などの連携医療、予防医療に関しても学習する。
消化器部門は、消化管(食道、胃、小腸、大腸)、肝、胆、膵疾患など腹部領域全体の診療に携わる必要があり、その診療行為は非常に多彩で救急患者も多い。まずは、消化器内科医に必要な基本な知識と検査手技および画像診断を習熟した上で、内視鏡的治療をはじめとする低侵襲なinterventional therapyの習得を目指す。具体的には、主担当医として受け持つ経験症例は「消化器内科専門医研修カリキュラム評価表」に掲載された全107疾患のうち症例経験が到達目標に達成した疾患を中心として58疾患以上を消化管、肝胆膵、腹腔・腹壁疾患を偏りのないように最低120例以上経験する。評価と終了判定は消化器内科版J-OSLERを通じて行う。
- 問診、身体所見、検査所見をもとに診療計画を立案できること。
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緊急時に適切な初期診断および治療選択が可能になること。
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消化器内科医として基本検査である腹部超音波、上下部内視鏡検査、消化器透視検査(胃透視、注腸)を習得して一人で実践が可能とすること。
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基本的検査習得後に、さらに内視鏡的治療手技(消化管出血内視鏡的止血術、大腸ポリープ切除術、内視鏡的胆管ドレナージ術など)および肝胆膵疾患に対するinterventional radiology(肝動脈塞化学塞栓療法、経皮的ラジオ波焼灼術、経皮的胆管ドレナージ術など)を習得して、実施できるようになること。
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各種消化器癌に関して、ガイドライン準拠した治療法選択をして、手術適応症例に関しては外科医に正確なプレゼンテーションができ連携をとれるようになること。
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各種消化器癌に対しての適切な化学療法を実践できること。
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消化性潰瘍、炎症性腸疾患、慢性肝炎、胆膵系の良性疾患に対しての適切な薬物治療ができること。
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生活指導、食事療法、運動療法を指導できること。
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多職種連携を意識したチーム医療の構築ができること。
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消化器癌の特徴的な終末期状態を把握し、マネージメント(薬物治療、家族説明、チーム医療)を適切に行えること。
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在宅医療との連携やチーム体制の構築が行えること。
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患者本人や家族と、望まない結果や予後について、過不足なく誠実に伝えることができること。
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専門医としての高い倫理観、社会性を養う
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国内外の学会にて報告すること。
研修中の義務
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雇用形態 |
非常勤
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勤務時間 |
8時30分から17時15分(休憩60分) |
給与等 |
- 給与:月額 ¥421,600(時給単価¥3,400、週31時間勤務)
- 手当:通勤手当、時間外手当、当直手当など
- 有給休暇:採用日に10日間付与
- その他:共済組合、厚生年金、労災保険および雇用保険に加入
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応募締め切り日 |
随時受付中 |
応募資格 |
- 採用時3〜5年目の医師(5年目以上の方は要相談)で、高齢者の消化器内科診療を志す者
- 内科専門医有資格者、もしくは同資格認定に必要な所定の研修を開始している医師
- 認知症、フレイル、サルコペニアなど老年症候群を合併した多病の高齢者の総合的な診療を研修したい方
- 急性期から亜急性期から在宅まで、高齢者の消化器内科的対処やマネージメントを研修したい方
- 将来、家庭医療や在宅医療などに従事したい方
- 老年消化器内科医学研究に興味がある方
- 栄養・運動・薬物治療に関する高齢者の多職種連携を学びたい方 など
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応募方法 |
- 提出書類
履歴書(写真添付)を下記へ持参または送付してください。
※封筒および履歴書に「消化器内科・専攻医応募書類」と朱書きで記載してください。
- 送付先
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター総務部人事課 宛
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選考方法 |
- 一次選考
書類審査を実施します
- 二次選考
二次選考の日時等は一次選考の結果に合わせてお知らせします。
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採用予定年月日 |
随時(原則2年間 [更新は1年毎]) |
その他 |
提出書類はお返しできませんので、ご了承ください。
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お問い合わせ先
〒474-8511
愛知県大府市森岡町七丁目430番地 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
- TEL:0562-46-2311(代)
- FAX:0562-48-2373
事務手続きに関するお問い合わせ
総務部 人事課 人事係長
業務内容・施設見学に関するお問い合わせ
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター病院(プログラム責任者)平敷安希博