ホーム > 病院 > 医療関係者の方へ > 臨床研修 > 長寿・研修医Blog > 研修医Blog つるかめセミナー 症例発表
2月のつるかめセミナーは、司会を後期研修医の宮原先生、演者は、研修医2年目、成長著しい神里先生の症例報告でした。
アルツハイマー型認知症の発熱患者の診断、治療に関し、コロナ禍においてタイムリーな症例を、詳しく考察されていました。
原因検索、鑑別診断、Pit fallなど、上手にまとめてくださいました。
まるで推理小説のようなスライド展開で、聴衆の先生方は途中で、別の犯人(鑑別診断)を疑いましたが、真犯人(確定診断)は、なんと看護師の助言から導かれたものでした。
他職種の重要性、基本に忠実な理学的所見をとることの重要性を先輩医師に改めて教えてくれた症例でした。
先輩からの厳しい質疑に対しても、毅然として的確に応答でき、2年間の成長を感じさせてくれた症例発表でした。