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あれほど好きだった趣味をしなくなったのですが

認知症の初期症状の他、うつ傾向などの心配があります もう一度、その趣味を活かす環境づくりをしましょう

  1. 趣味などへの関心の低下は、家族が気づく認知症の初期症状として重要です。この時期に気づけば、病気が進むのを防ぐのにも役立ちます。
  2. うつは、ご自宅で暮らしている高齢者でも、10から20%はうつ傾向であり(長寿科学研究、松林京大教授)、見逃されています。
  3. うつでは、記憶力の低下を「物忘れが激しくて」と強く訴える割に、重要なことはしっかり覚えている事が多いです
  4. その割に、身の回りの家事や料理、洗濯などが出来なくなって(やらせればできることがおおいですが)います。
  5. 記憶力とうつの簡単な検査で「認知症初期」「うつ傾向」を見分けられます
  6. 好きだった趣味を、やるようにねだるのがよく、「やらないの」と責めるより、昔の上手なことを褒める、趣味の同好の相手を探し出す、デイケアで同様な趣味を生かせるか聞くのがよいでしょう。
  7. お孫さんからねだるのは、最高の治療法です。私が進めても一句も読まなかった女性が、お孫さんにねだられ10句も俳句を読んだ例がありました。