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お金が盗まれたと家族を犯人扱いします。どうしたらいいでしょうか

自分の持ち物を盗まれたと信じ込み、周りが何と言おうと考えを変えない状態を「物とられ妄想」といいます。アルツハイマー型認知症の初期に多くみられる状態です。

原因は、物忘れが進行して、置き忘れ、しまい忘れが多くなり、それが「周りの人間が盗んだ」という解釈につながっていきます。盗んだ犯人扱いされるのはお嫁さんが多いですが、最近は息子さん、お孫さんも多くなっている印象です。

対処方法としては

頭から否定せずに。まずは一緒に探すなど気持ちに寄り添う努力を惜しまないようにします
なくなったものがでてきたら、わかりやすいところに置きなおしましょう。

視力低下、眼鏡が合わないといったことも案外、妄想の増悪因子になりえますので、その治療をしましょう。