歩行困難になり、家の中の車いす移動を考えていますが、段差があって進みません。どうすればいいでしょうか?
段差を無くす方法を検討しましょう。以下、6点について御検討下さい。
- 要介護認定の結果は出ていますか。
- 過去に介護保険制度 で住宅改修を受けたことはありませんか。
※条件付き:要介護度が3段階上がった・介護保険利用者が転居した
- 患者様の身体機能的状況の確認(車いすを自分でこぐことが可能か、座位を保つ姿勢の保持状況はどうか)を主治医やリハビリ担当スタッフとしましたか。
- この際の話の内容は、できればケアマネジャー、(もし利用中であれば)訪問リハビリスタッフや訪問看護師にも聞いていただく、もしくは知っていただくようにしましょう。
- 3.を踏まえ、ケアマネジャー、 住宅改修事業者や福祉用具専門員、(もし利用中であれば)訪問リハビリスタッフや訪問看護師に自宅を見ていただきましょう。
- 自宅内の車いす移動をスムーズにする方法をいくつか検討しましょう。
- A.車いすの変更を検討し、動きやすくする(福祉用具貸与:要介護2以上)
- B.スロープ(工事によるとりつけをしないもの:要支援1・要支援2・要介護1でも対象)
- C.段差解消、スロープ(工事を伴うもの:住宅改修:要支援1以上)
- 5.が決まったら・・・
- A.福祉用具貸与で対応の場合:お試しをしてみましょう。
- B.住宅改修で対応の場合:改修の進め方と費用について、ケアマネジャーや業者に確認しましょう。
20万円利用限度額の範囲で、自己負担1割を除く18万円まで支給