デイサービスは利用できているが、ショートステイを嫌がっています。どうすればいいでしょうか?
嫌がっている方を無理に利用されることに躊躇される方、都合により、どうしても ショートステイを利用してほしいと切に願っている方、様々だと思います。以下、3点をご検討下さい。
慣れた人、環境を活用する
- デイサービスとショートステイ先を同じ機関にし、お試し利用から始めてみる。初日の夜は、普段慣れた職員がいる日を選択する。
- デーサービスでショートステイを実施していない場合は、普段、寝る際に使用している物、自宅で寝て一番目に入る物、家で大切にされていて持ち運びしやすい物を持ち込み、少ない日数から利用してみる。
もう少し時期を待ってみる
- 万一、デイサービスにやっと慣れリズムが出来始めた頃に、「夜を家以外で過ごす」ということであれば、それは患者様にとって環境が大きく変わることになります。 そして、患者様の不安は増大になります。不安の表れが「拒否」ということもあります。生活リズムが安定するまで「待つ」ことも一つの選択肢です。
ショートステイの伝え方の工夫
- 「ショートステイ」「施設でお泊り」とだけ伝えると、聞き慣れない言葉、「自宅にいれない」という意識だけが残り、混乱のもとになりやすくなります。患者様がお好きなこと、たとえば「おふろ」「カラオケ」等がのびのびできるところ・・・というように、少しでも安心感につながる伝え方も重要です。