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認知症は急に悪くなるって聞いたのですが?

急に悪くなるタイプの認知症があります。まれな病気ですが、狂牛病のなかまでクロイツフェルト・ヤコブ病は1年で何もわからなくなります。治療によって良くなるタイプの中で、急に悪くなることで見つかる病気もあります。体のミネラルのバランス異常、ビタミンが足りなくなった時、頭をうった後に、頭に大きな血腫ができた場合などです。

アルツハイマー型認知症は、普通はゆっくりと進みます。ただ、ご家族のうけとりかたは、急に悪くなったと感ずる方がほとんどです。病気が進行して、家事などができなくなったり、ミスが頻発したりして「急に」と思う場合と、不安のため大声を上げたり、夜中にゴソゴソしたりして「急に」悪くなったと感ずるご家族も少なくありません。入院して急に悪くなったという訴えは、よく聞きます。 体の変調が、頭に影響する場合は、しばらくすると戻りますし、リハビリや自宅復帰は戻るのを助けます。