
日本医療研究開発機構(AMED)
【課題管理番号】JP23rea522109h0001
予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業ヘルスケア社会実装基盤整備事業
介護予防アプリのアドヒアランスを高めるための手法に関する研究開発プロジェクトチーム
1990年代以降、インターネットやスマートフォンの普及により、私たちの情報環境は大きく変化してきました。
近年では高齢者においてもスマートフォン利用が急速に広がり、医療・介護・健康づくりの分野において、デジタル技術の活用が期待されています。
一方で、高齢者向けアプリケーションの多くは、若年者を前提としたUI・UX設計の延長線上にあり、その結果として「使い続けられない」「十分な効果が得られない」といった課題が指摘されています。
特に、行動変容を目的とするヘルスケアアプリにおいては、利用を継続するためのアドヒアランスやリテンションの維持が、効果発現のために不可欠な要素となります。
国立長寿医療研究センターでは、これらの課題を踏まえ、高齢者にとって「使いやすく、続けたくなる」アプリケーションの在り方を明らかにするため、研究を通じて得られた知見を整理してきました。
このような背景のもと、当センターは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の助成により、「介護予防アプリのアドヒアランスを高めるための手法に関する研究開発」を進めてきました。本研究では、高齢者のヘルスケアアプリにおけるアドヒアランスやリテンションを高める要因の抽出を行うとともに、それらの要因を実装したアプリケーションの有用性について検証を行っています。
本書は、これらの取り組みを通じて得られた知見をもとに、高齢者にとって「使いやすく、続けたくなる」ヘルスケアアプリのUI・UXに関する要件を整理した要件定義書です。
主な読者として、今現在、もしくはこれからヘルスケアアプリの企画・設計・開発、ならびに社会実装や現場導入に関わる方々を想定しており、研究成果を実務に活かすための指針として活用されることを目的としています。
国立長寿医療研究センターは、研究機関として得られたエビデンスを社会に還元し、実際の現場で活用される形へとつなげていくことを重要な使命としています。本書が、アプリの導入や運用の現場において、高齢者が無理なく利用を継続できる設計や運用の実現に寄与し、研究と社会実装を橋渡しする一助となることを目指しています。
予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業ヘルスケア社会実装基盤整備事業
介護予防アプリのアドヒアランスを高めるための手法に関する研究開発プロジェクトチーム
【課題管理番号】JP23rea522109h0001
本要件定義書は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)からの助成を受けて作成いたしました。