Integrated Longitudinal Studies on Aging in Japan
日本は世界的にも先例のない長寿社会を迎えています。1950年、日本人の平均寿命は男性58.0歳、女性61.5歳でした。その後、平均寿命は大きく延伸し、2022年には男性81.1歳、女性87.1歳を記録しました。近い将来、人生100年の時代が到来するとも言われています。このような長寿化に伴い、高齢期における心身の機能が時代とともに変化しているかが、社会的にも学術的にも注目されています。
長寿コホートの総合的研究(ILSA-J: Integrated Longitudinal Studies on Aging in Japan)は、地域在住高齢者を対象として老化・老年病を研究するコホート研究のデータを統合し、日本人高齢者の健康水準とその推移を明らかにすることを目的とした多施設共同研究です。
2024年4月現在、ILSA-Jには下記の研究プロジェクトが参加しています。
2017-2019年度 | 長寿医療研究開発費(28-42) |
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2020-2022年度 | 長寿医療研究開発費(20-1) |
2023年度 | 長寿医療研究開発費(21-18) |
2024年度 | 長寿医療研究開発費(24-10) |