本文へ移動

研究所

Menu

研究推進基盤センター

ホーム > 研究所 > センター紹介 > 研究推進基盤センター > 研究室紹介 > 創薬支援研究室

創薬支援研究室

創薬支援研究室では、加齢に伴う疾患の治療薬の研究開発支援を行います。

HOME

What's new?

  • 新規特許を出願しました。(令和3年3月)

先頭へ戻る

研究室の紹介

創薬支援

 国立長寿医療研究センターでは、加齢に伴う疾患の病態理解に基づく広範かつ深い基礎研究が行われています。そこで生み出された研究成果を創薬に生かすべく、本センター独自のユニークなアカデミア創薬を実施しております。

 標的分子の同定、評価系の確立および実施、High-throughput screening(HTS)によるヒット化合物の獲得、ヒット・リード化合物の最適化、Proof-of-concept(POC、概念実証)を得るための動物モデルの開発および評価、バイオマーカーの探索などを通して、in vitroまたin vivoでのPOCのとれた臨床候補品の獲得を目的とした探索研究を進めています。

スタッフ

室長​

  • 今村真一 Shinichi Imamura, Ph.D.

研究員

  • 小関弘恵知 Koichi Koseki, Ph.D.

客員研究員

  • 河合昭好 Akiyoshi Kawai, Ph.D.

(最終更新日 令和4年3月31日)

機器

研究室

先頭へ戻る

支援・研究内容

治療薬探索

 当研究室では、HTSやバーチャルスクリーニングを通して同定されたヒット化合物を基に、構造展開を図りリード化合物の同定および最適化を行うことで質の高い臨床候補品を見出していきます。創薬の経験やコンピュータに基づく分子デザイン、デザインされた化合物の合成と評価を繰り返し行うことにより、薬効を強めることのみならず、良好な薬物動態と安全性を兼ね備えた低分子化合物の同定を行います。

PETリガンド探索

 新規なPETリガンドの創出を支援し、診断・臨床・創薬研究への応用を目指します。

プロジェクト

ミクログリア調節によるアルツハイマー病治療薬の探索

 グリア細胞の一種であり、中枢神経系において唯一の免疫細胞であるミクログリアは、アルツハイマー病において活性型のミクログリアへと変化し、病態の増悪化に寄与することが示唆されています。このミクログリアの活動を適切に調節することにより、脳内炎症をコントロールできる化合物の同定を目指して研究を行っています。

タウオリゴマーによるシナプス毒性を阻害する薬剤の探索

アミロイドβ凝集阻害によるAD先制治療薬の探索 (ASIM: Anti-Seed Internal Medicine) 

先頭へ戻る

業績

特許

複素環化合物(神経変性疾患の予防・治療剤)

  • 発明者 今村真一、高橋康一、小関弘恵知、尾迫麻未、亀高愛、河合昭好
  • 出願日 2021年3月26日
  • 出願番号 特願2021-053643
  • 出願人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

新規オキサジアゾール誘導体及びこれを含有する医薬(神経変性疾患の予防・治療剤)

  • 発明者  柳澤勝彦、河合昭好
  • 特許番号 US 10538516(登録2020年1月21日)、JP 6668329(登録2020年2月28日)
  • 公開番号 WO/2016/153023(国際出願2016年3月25日、優先権2015年3月25日)
  • 出願人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

発明の名称 タウオパチーの治療薬または予防薬のスクリーニング方法およびタウオパチーの診断方法

  • 発明者 河合昭好、木村哲也、呼和哈斯
  • 公開番号 WO/2020/090966(国際出願2019年10月31日、優先権2018年11月1日)
  • 出願人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

新規キノリンカルボン酸誘導体及びこれを含有する医薬(神経変性疾患の予防・治療薬)

  • 発明者 柳澤勝彦、河合昭好
  • 出願日 2017年3月29日
  • 出願番号 特願2017-065219、公開番号 特開2018-168083
  • 出願人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

新規インドール誘導体及びこれを含有する医薬(神経変性疾患の予防・治療薬)

  • 発明者 柳澤勝彦、河合昭好
  • 出願日 2016年3月24日
  • 出願番号 特願2016-060199、公開番号 特開2017-171619
  • 出願人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

新規ベンズオキサジン誘導体及びこれを含有する医薬(神経変性疾患の予防・治療薬)

  • 発明者 柳澤勝彦、河合昭好、古谷利夫、高山喜好、清水朋子
  • 出願日 2014年7月8日
  • 出願番号 特願2014-140625、公開番号 特開2016-017049
  • 出願人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター、株式会社ファルマデザイン、株式会社エヌビィー健康研究

学会発表

  • Kawai A, Yanagisawa K, Takahashi K, Hiramoto T, Kawanishi M, Effort to develop a pre-emptive treatment of Alzheimer disease (AD) targeting GAβ. The International Chemical Congress of Pacific Basin Societies 2015, December 15, 2015, Honolulu(USA).

創薬支援

先頭へ戻る

採用情報

  • 現在、募集はございません。

先頭へ戻る

アクセス

〒474-8511 愛知県大府市森岡町7-430
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
今村 真一
TEL: 0562-44-5651(内線6507)
E-mail: imamura(at)ncgg.go.jp

第1研究棟1階にて受付を済ませた後、内線6507にご連絡ください。

JR東海道本線 大府駅から

  • 知多バス:「大府駅前」大府循環線 あいち健康プラザ・げんきの郷方面

「長寿医療研究センター」で降車 所要時間 約10分

  • タクシー:長寿医療研究センターまで、所要時間 約8分

先頭へ戻る

お問い合わせ先

〒474-8511 愛知県大府市森岡町7-430
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
今村 真一
TEL: 0562-44-5651(内線6507)
E-mail: imamura(at)ncgg.go.jp

第1研究棟1階にて受付を済ませた後、内線6507にご連絡ください。

※アクセス方法については、ページ右下の「所在・交通・お問い合わせ」をご確認ください。