高年齢労働者のための転倒リスクセルフチェック

セルフチェックの進め方

  • このセルフチェックは、4つの質問と1つの体力測定から構成されます(所要時間は2分程度です)。
  • 体力測定ではストップウォッチを使用します(スマホのストップウォッチ機能をご利用ください)。
  • 判定結果の対応策をよくお読みになって、ご自身の転倒対策に活かしてください。

注意事項

  • 判定結果は、今後一年間に生じる就業転倒のリスクの程度を示しています。
  • ただし、完全にリスクを把握できるわけではないので、客観的な目安としてご活用ください。
  • 雇用主や管理者がこのセルフチェックを導入する場合は、高年齢労働者が判定結果によって不当な扱いを受けないように十分に留意してご活用ください。

次の5つの項目について
『はい』か『いいえ』をお選びください

  • 1

    転倒歴

    過去一年間
    転倒・転落したことがありますか?

    ここでの転倒・転落は、不注意によって、地面や地面より低い平面(階段下など)へ倒れることです。他人(自動車や自転車を含む)との衝突、意識消失、麻痺、てんかん発作などによる転倒は除きます。

  • 2

    既往歴

    現在、糖尿病の治療を
    受けていますか?

  • 3

    服薬

    現在、医師から定期的に出されている
    お薬の中で、眠り(睡眠)、パーキンソン
    病、気分の落ち込み(うつ)、てんかん
    の薬
    のどれかを、実際に飲んでいますか?

    (定期的に処方されている薬のみ)

  • 4

    主観的な聴力(自己評価)

    聞こえづらさの問題で、
    仕事や日常生活に支障を
    きたすと感じることは、
    よくありますか?

  • 5

    敏捷性

    ステップ台または階段の上に足を
    交互に乗せ、なるべく素早く8回
    繰り返してください。

    この動作を最後まで完了できな
    かった、もしくは所要時間が
    10秒以上でしたか?

    「よーい、スタート」の合図で計測を始め、8回目の足が元の位置に戻るまでの所要時間をストップウォッチで計測してください。

    この動作を左右4回ずつ、
    計8回おこなう

判定

あなたの転倒リスクは
です

あなたの「はい」(=リスク因子)の数は 個でした。

  • 1

    転倒歴

    過去一年間に転倒・転落したことがありますか?

    はい
    身体機能を改善するための運動を実践しましょう。具体的には、つま先あげ、かかと上げ、椅子を利用したスクワットなど下肢の筋力運動や、安定した机の横で片足でバランスをとる運動などが効果的です。
  • 2

    既往歴

    現在、糖尿病の治療を受けていますか?

    はい
    かかりつけ医と糖尿病の管理方法についてよく相談しましょう。運動習慣や食生活を見直し、体の機能の維持や回復に努めることは転倒を予防する上でも重要です。
  • 3

    服薬

    現在、医師から定期的に出されているお薬の中で、眠り(睡眠)、パーキンソン病、気分の落ち込み(うつ)、てんかんの薬のどれかを、実際に飲んでいますか?

    はい
    ふらつき・つまづきが多い方は、代わりのお薬がないか、かかりつけ医と相談しましょう。
  • 4

    主観的な聴力(自己評価)

    聞こえづらさの問題で、仕事や日常生活に支障をきたすと感じることは、よくありますか?

    はい
    仕事中は必ず補聴器をつけましょう。
    危険な場所では必ず立ち止まり、周囲をよく確認して作業に移りましょう。
  • 5

    敏捷性

    ステップ台または階段の上に足を交互に乗せ、なるべく素早く8回繰り返してください。テストを最後まで完了できなかった、もしくは所要時間が10秒以上でしたか?

    はい
    つま先あげ、かかと上げ、椅子を利用したスクワットなど、下肢の筋力運動をなるべく素早い動作で実践してみましょう。

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