関節リウマチ(RA)とは、免疫の異常により関節に炎症が起こり、関節の痛みや腫れが生じる病気です。女性に多く、3〜40歳代の発症が多いとされてきましたが、近年、高齢で発症する方が増えています。
RAの治療は21世紀に入り格段に進歩し、早期に診断を受け、適切な治療を受けていれば、病気の進行を抑えることができるようになりました。しかし、高齢の患者さんも同じ治療法で良いのか、信頼性のある情報が乏しく、主治医が手探りで進めているのが現状です。
本研究は、全国の65歳以上の高齢発症のリウマチ患者さんの治療に関する正確な情報をデータベースに集め、エビデンスに基づく最適な治療方法を提案することを目指しています。
本研究は、令和3年度から5年度はAMED令和3年度免疫アレルギー疾患実用化研究事業「高齢発症関節リウマチ患者の健康寿命延伸を目指した治療戦略の確立」の一環として進めてきました。令和6年度からは研究体制を新たにし、令和8年度までレジストリ登録症例の追跡調査を継続する予定です。
LORIS Study HP 移転します
⇒https://nagoya.hosp.go.jp/LORA-registry/
2024年4月1日 | 研究ホームページを移転します |
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2024年3月31日 | 2024年3月31日をもって、ベースラインの症例登録を完了 |
2024年1月20日 | 令和5年度全体班会議を京都大学・東京オフィスで開催しました |
2023年6月17日 | 令和5年度第1回班会議(WEB)を開催しました |
2023年3月9日 | 「高齢発症関節リウマチに関するWebアンケート」を実施しました |
2021年2月17日 |
AMED申請書送付 |
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2021年4月20日 | 事前評価委員会(ヒアリング) |
2021年5月14日 | 採択通知 |
2021年6月5日 | 令和3年度第1回班会議WEB |
2021年6月30日 | AMED-NCGG間の契約完了 |
2021年7月13日、18日 |
令和3年度第2回班会議WEB |
2021年9月7日 | レジストリ研究計画:国立長寿研究センター倫理審査委員会の承認 |
2021年11月8日 | 研究班ホームページアドレスの決定(https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/cgss/LORA-registry/) |
2021年11月26日 | 研究班略称の決定「LORIS Study」 |
2021年12月9日 | 令和3年度全体班会議(第4回会議)東京 |
2021年12月13日 | MMSEセミナー(国立長寿医療研究センター坂野優香さん)WEB |
2022年1月4日 | 臨床脆弱尺度セミナー(名古屋大学・梅垣宏行先生)WEB |
2022年1月11日 | 症例登録を開始 |
2022年1月25日~2月4日 | 施設別意見交換ミーティング |
2022年3月19日 | 令和3年度第5回班会議WEB |
2022年6月18日 | 令和4年度第1回班会議WEB |
2022年7月1日 | 名古屋市立大学に事務局分室を設置 |
2023年1月14日 | 令和4年度全体班会議(第2回班会議)を京都大学・東京オフィスで開催 |
2023年3月25日 | 令和4年度第3回班会議WEB |
2023年3月9日~4月30日 | JCR高齢発症RA調査小委員会と共同で、高齢発症関節リウマチの診断・治療に関する専門医Webアンケートを実施 |
2023年4月25日 | 第67回日本リウマチ学会総会・学術集会にて、シンポジウム「高齢発症RAの診断と治療のマネッジメント」開催 福岡 |
2023年6月17日 | 令和5年度第1回班会議WEB |
2024年1月20日 | 令和5年度全体班会議(第2回班会議)を京都大学・東京オフィスで開催 |
2024年2月10日 | 公開WEBシンポジウム「高齢発症関節リウマチ患者の健康寿命延伸を目指した治療 戦略の確立」を開催しました |
2024年2月28日 | コンセンサスステートメント論文がModern Rheumatologyに受理されました |