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研究

加齢と脳

 私たちの脳は、加齢により形態的・機能的に少しずつ変化することが知られています。一方で、個体の加齢変化と関係する生活習慣病(2型糖尿病、高血圧など)は、アルツハイマー型を代表とする認知症の危険因子であることが広く知られるようになってきました。私たちは、神経科学と内分泌栄養代謝学の両研究領域から、生活習慣(食生活・代謝・活動量など)の加齢に伴う変化が脳機能と全身へ及ぼす影響について研究を進めています。従来の単一領域での研究からは見出す事が出来ない未知の脳老化・認知機能障害発症のメカニズムなどが明らかになると期待されます。こうした知見は、認知症予防のための新たな治療法の開発に発展する可能性を秘めています。

 

老化細胞を標的とした加齢性疾患治療モデルの確立

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、現在世界で死因の上位を占めています。COPDの罹患率は加齢とともに上昇し、未曽有の高齢化社会を迎える我が国においてもますますこの問題は肥大化することが予測されます。しかしながらCOPDの主要病態である肺気腫には、現在治療法が存在せず、病態の理解と基礎研究レベルでの治療ストラテジーの構築が必要であると考えられます。

 私たちはモデル動物を用いて肺気腫の発症・進行に老化細胞が関与することを見出しました。現在、老化細胞を標的とした新たな肺気腫の治療モデルの確立を目指して研究を行っています。