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臨床ゲノム解析推進部 永田有希研究員らの正常圧水頭症マーカーに関する論文がMolecular Medicine Reports オンライン版に掲載されました

正常圧水頭症とアルツハイマー病を識別する候補因子の同定

 正常圧水頭症(iNPH)は髄液が脳から適切に排出されないことにより引き起こされる難病指定疾患で、歩行障害、尿失禁、認知症などの症状がみられます。日本では認知症患者のうち5%程度がiNPHと言われています。症状がアルツハイマー病などの認知症と類似しているため、両者を識別する診断マーカーが待たれています。

 今回私たちは、髄液のプロテオーム解析を行い、iNPH疑いの患者群はアルツハイマー病患者よりPTPRQタンパク質が高値であることを見出しました。また、このタンパク質の高い症例は、シャント術*が奏功する傾向にあることもわかりました。今後詳細な解析を行うことで、臨床応用に結びつくことも期待されます。

*シャント術:脳内に蓄積した髄液を脳外へ排出するための手術。

(多層的疾患オミックスプロジェクト(NIBIO)の支援による研究成果)

CSF-PTPRQ値測定説明

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