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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

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動脈硬化外来

動脈硬化外来の概要とその特徴について

当院では平成25年7月より動脈硬化専門外来を新設いたしましたので、その概要と特徴を説明させていただきます。

診療概要

診療日:毎週木曜日 診療時間:11時~12時 予約制

  1. 受診を希望される患者様:予約センターへのお電話にてご予約頂けます。なお予約がない場合でも、月曜日11時までに直接病院へお越しくださり、受付けをお済ませいただければ当日の診察も可能です。

予約に関する問い合わせ(予約センター)

電話:0562-46-2547
月曜日~金曜日の午後1時~午後4時まで

  1. 医療機関からのご紹介:病診連携室・予約センターへのお電話にて、ご予約頂けます。

診療内容

  1. 動脈硬化とは、血管の機能的・形態的な異常ととらえることができます。当専門外来では最新の医療機器を用いて、血管の異常を総合的に評価します。
  2. 心筋梗塞・脳卒中・腎不全・末梢動脈閉塞症は、動脈硬化の進行に伴って出現する重篤な合併症であり、日常生活の質や自立度、あるいは生命予後を大きく左右します。当専門外来では、このような合併症の有無を正確に評価して患者様へお伝えします。また重大な異常が確認された際には、入院治療も含めて対処します。
  3. 当専門外来では、血管や臓器を動脈硬化の進行度の観点から評価し、実年齢により補正した上で、最終結果をお伝えします。なお実年齢に比べ、動脈硬化が著しく進行していることが確認された患者様については、食事や生活習慣への指導も行います。

動脈硬化専門外来の特徴(もの忘れセンターとの連携について)

動脈硬化の進行は、認知症の発症や悪化にも関与していることが示唆されています。したがって動脈硬化専門外来では、血管評価や心血管合併症の評価とともに、ご希望に合わせて脳の評価(認知機能・MRIや脳血流シンチによる脳梗塞・脳萎縮に関する評価)を行います。また脳機能の著しい低下が認められる場合には、当院の「もの忘れセンター」とも連携して対処します。

動脈硬化の適切な管理は、認知症の予防にも有効です

我が国では、超高齢化社会が現実のものとなりつつあります。そして高齢者に多い認知症は、平成24年には425万人と推計されており,高齢者人口が減少に転じるとされる30年後までは増え続けると予想されています。
認知症の発症には、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病、あるいは喫煙、栄養バランスの悪い食事、運動不足などのライフスタイルが関与していることが近年明らかとされています。そして、これらは例外なく動脈硬化の進行にも直接的にかかわる危険因子です。
このような背景から動脈硬化専門外来は、当院の「もの忘れセンター」と緊密に連携して、動脈硬化進行度の評価のみならず、認知機能の評価、認知症危険因子の評価、さらに危険因子に対する治療まで一元的に対応することにより、動脈硬化の進行抑制とともに認知症の発症予防を目指します。

外来担当医表

 
動脈硬化外来 担当医 担当医

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