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共有意思決定支援

共有意思決定支援

1. 共有意思決定支援 (Shared decision making:SDM) とは

 共有意思決定とは、患者と医療やケア専門職の2名以上の人が協力し意思決定を行うプロセスです 1)
 そして、患者と医療やケア専門職間の情報の共有と決定の共有を重要視し、意思決定の質評価は意思決定のプロセス(どのように決めたのか)で行います。

鍵

2. 共有意思決定支援 (Shared decision making:SDM)のカギ 2)

患者も医療やケア専⾨職も意思決定の当事者です。

星

3.共有意思決定支援の評価指標

共有意思決定支援は概念化と可視化研究が進み、複数の評価指標が開発されています。

2022年現在、日本語で患者側と専門職側の双方向に使用できるペアの評価指標はドイツのハンブルク・エッペンドルフ大学医療センターが開発したSDM-Q-9/SDM-Q-Docのみです。

SDM-Q-9/SDM-Q-Docは30言語以上に翻訳され、世界で最も汎用している共有意思決定支援(SDM)評価指標です。各国のSDM-Q-9/SDM-Q-Doc [このリンクは別ウィンドウで開きます] は一覧化されています。

●治療決定のための患者と医師の共有意思決定評価指標(SDM評価指標)

●ケア決定のための患者とケア専門職(看護師、セラピスト、薬剤師、介護支援専門員、ソーシャルワーカー等)の共有意思決定評価指標(SDM評価指標)

【注意とお願い】

日本語版SDM-Q-9/日本語版SDM-Q-Doc、
ケアのSDM-Q-ケア活用者用/ケアのSDM-Q-ケア提供者用について


ご活用の際は以下4点を遵守してください。

  • 改変せずに原文そのままで使用する
  • 出典を明記して使用する
  • 報告書や論文などに結果をまとめる際は、引用文献として出典を明記する
  • 非営利的活動にのみ活用する

4.共有意思決定支援評価指標のご活用に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 在宅医療・地域医療連携推進部 事務局

5.共有意思決定支援(SDM)の技能教育

共有意思決定支援(SDM)の技能教育

共有意思決定支援は医療やケア分野だけではなく、
対人支援全般において意思決定支援技能として活用されています。

国立長寿医療研究センター在宅医療・地域医療連携推進部では、
アドバンス・ケア・プランニング教育において、
共有意思決定支援技能訓練と共有意思決定支援評価指標の活用方法の教育を行っています。

詳しくは「地域包括ケアの中で展開するACP(Advance care planning)のための共有意思決定支援(SDM)を学ぶ研修会」このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

 

この研修では共有意思決定支援(SDM)技能の習得(効果)が確認されています6)

引用文献

  1. Shared decision making, NICE guidelines, NICE(National Institute for Health and Clinical Excellence)このリンクは別ウィンドウで開きます
  2. Charles C, Gafni A, Whelan T. Shared decision-making in the medical encounter: what does it mean? (or it takes at least two to tango). Soc Sci Med, 44(5),681-92, 1997.
  3. Goto Y, Miura H, Son D, et al;Psychometric Evaluation of the Japanese 9-Item Shared Decision-Making Questionnaire and Its Association with Decision Conflict and Patient Factors in Japanese Primary Care. JMA Journal,3(3), 208-215,2020. DOI: 10.31662/jmaj.2019-0069このリンクは別ウィンドウで開きます
  4. Goto Y, Miura H, Son D, et al;Association between physicians' and patients' perspectives of shared decision making in primary care settings in Japan: The impact of environmental factors. PLOS ONE, 16(2): e0246518,2021. DOI: 10.1371/journal.pone.0246518 このリンクは別ウィンドウで開きます
  5. Goto Y, Yamaguchi Y, Onishi J, et al;Adapting the patient and physician versions of the 9-item shared decision making questionnaire for other healthcare providers in Japan. BMC Medical Informatics and Decision Making, 21(314), 2021. DOI: 10.1186/s12911-021-01683-8このリンクは別ウィンドウで開きます
  6. Goto Y, Miura H, Yamaguchi Y and Onishi J; Evaluation of an advance care planning training program for practice professionals in Japan incorporating shared decision making skills training: a prospective study of a curricular intervention. BMC palliative care, 21(135), 2022. DOI: 10.1186/s12904-022-01019-xこのリンクは別ウィンドウで開きます