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「国立長寿医療研究センター 名古屋研修会」 〜臨床研修医のための在宅医療研修会〜 講師紹介

主催者あいさつ

日本国内では2025年問題といわれている高齢者の急激な増加に対応するためこれまでの病院を中心とした医療「病院完結型医療」から、地域での在宅医療を含めた機動力のある「地域完結型医療」への転換が進められています。これまでの疾患別の専門医育成を中心としてきた流れの中で、地域で暮らしたい患者さんを総合的に診る医師の養成が急務となってきました。
一方で、現在の研修プログラムの中の「地域医療研修」では、十分な在宅医療の専門医のもと、在宅医療研修が受けられる環境にある所は限られていますので、在宅医療を基礎から学びたい、もっとスキルをレベルアップしていきたい医師にとっては、不満足な内容の所も少なくないと思われます。
このため、当長寿医療研究センターは、在宅医療推進のセンターの役割として、特に若い医師が在宅医療を学び、興味を持ってもらえるような機会を増やす必要があると考え、今回、公益財団法人勇美記念財団の助成を受け、研修医等、若い医師を対象とした在宅医療研修会を企画いたしました。
今回の研修会講師は、およそ卒後10年位までの若手医師を中心に、全国から集まって頂きます。それぞれに在宅医療に思いを持ち、苦労しながらも、「自らの在宅医療」を頑張って実践している方々です。在宅医療の立ち上げ時の不安や喜び、若手医師ならではのいきいきとした感覚を、在宅医療を学ぶ医師にも身近に感じて頂けるものと期待しています。
また、当日、「全国100ヵ所以上の良質な在宅医療研修可能医療機関リスト」や今後の学修に役立つ在宅医療テキストやDVDを配布いたします。 在宅医療の道に進むことを必ずしも考えていない医師含め、広く、気軽に参加して頂きたいと思います。
暑い時期での名古屋開催となりますが、是非、多数のご参加を御願いいたします。

国立長寿医療研究センター 在宅連携医療部長
三浦久幸
2016年8月

1: 在宅医療とは何か@
(自宅への入り方、患者との信頼関係の構築、在宅医療でできることとできないこと)
荒井康之(アライ ヤスユキ) 氏
生きいき診療所・ゆうき 院長
2003年自治医大卒。医学部5年時の実習で、在宅医療の現場を1週間見学し、人生・生活を支える医療の重要性を痛感。以来、緩和医療・看取りのケアも含めて在宅医療を学ぶ。現在、午前中は外来、午後から訪問診療というスタイルで、地域医療に従事。在宅医療は24時間365日の体制で、自宅50名、施設29名の患者を支援。昨年度の支援者数は131名、在宅看取りは41名。多職種連携促進の地域活動(勉強会の主催等)、市民向け講演・執筆、医学生や医師の研修受け入れ・講義、在宅医療に関する研究等も行っている。
在宅医療専門医(日本在宅医学会)、家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会)、介護支援専門員。緩和医療専門医取得に向けて研修中。
2: 在宅医療とは何かA
(在宅医療の背景、在宅医療の対象者、在宅医療への導入、かかりつけ医との連携、地域での在宅医療のあり方)
石賀丈士(イシガ タケシ) 氏
いしが在宅ケアクリニック院長
三重県四日市市に平成21年7月、在宅緩和ケアを中心とした「いしが在宅ケアクリニック」を開設し、地方の在宅医療モデル構築を目指しています。 四日市モデルでは、一次・二次在宅を担う医師会やかかりつけ医が、老衰・認知症・脳梗塞後遺症など自分たちの患者さんに対して責任を持って診療し、三次在宅を担う当院はがん・難病・介護難民・医療依存度が高い患者さんに集中するという徹底した住み分けを行っています。この仕組みが機能することによりかかりつけ医と在宅医の共存や助け合いがうまく機能しています。当院も常勤医7名体制で年間300名以上の在宅看取りを担い、四日市モデルの構築に貢献できています。
3: 在宅医療のすすめ@ 在宅医療の面白さ
森紘子(モリ ヒロコ) 氏
北里大学医学部 地域総合医療学 特任助教
私は2009年に九州大学を卒業し、東京医療センターで初期研修、総合診療の後期研修を行いました。現在は医学部に所属し、分院で病棟診療と共に訪問診療を行い、大学直轄の診療所でも外来と共に訪問診療を行っています。私自身、初期研修の地域保健・医療研修で初めて在宅医療に触れ患者の生活に寄り添った医療につよい印象を受け、後期研修でも在宅医療を実践する機会を得て学びを深めました。そして、現在は医学生や研修医と訪問を行うこともある立場になっています。今回の研修会では、皆さんに近い立場から「在宅医療を初期研修で学ぶ意義」「在宅医療の魅力」についてお伝えできればと思っております。当日お会いするのを楽しみにしております。
4: 在宅医療のすすめA 在宅医療で大変だったこと
加納麻子(カノウ アサコ) 氏
社会医療法人平和会吉田病院
地域緩和ケアサポートきずな 内科医師
2005年奈良県立医科大学卒業。淀川キリスト教病院ホスピスでの緩和ケア研修を経て、2013年より地域緩和ケアチームの活動を開始。在宅、外来、病棟で、"疾患を問わない緩和ケア"を提供する活動をしています。住み慣れた家で過ごすことへの願いは、時代、国、文化をも越えて普遍的です。ただし、非常にシンプルな願いでありながら実現はたやすいことではありません。在宅医療はその願いを実現するクリエイティブな仕事。一つとして同じがありません。人生が触れ合うこの医療の魅力を、多くの医療者に経験していただきたいと思っています。
5: 在宅医療のすすめB 看護師から医師に伝えたいこと
藤田愛(フジタ アイ) 氏
医療法人社団 慈恵会 北須磨訪問看護・リハビリセンター 所長
私は1991年に高知総合看護専門学校を卒業し、看護師資格を取得後、神戸市立中央市民病院という急性期病院、兵庫県立西宮保健所での震災後の仮設住宅住民の保健活動に従事したのち、2004年から現在まで北須磨訪問看護・リハビリセンターで訪問看護師をしています。当時、高齢者の終末期の医療のありかたについては、主に医師の判断と家族の同意という形で決定されていました。その中で、無念という言葉を残して亡くなってゆく多くの高齢者の姿を目の当たりにし、非がん高齢者と家族の最終的な生き方や医療についての意思決定支援と実現の看護のスペシャリストになりたいと考えるようになり、神戸市看護大学前期博士課程に進学し、慢性疾患看護専門看護師の資格を取得しました。高齢者の最期までの生き方や医療については、今も答えなき問いではありますが、実践事例をご紹介し、皆様と一緒に勉強できることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
6: 事例検討@ がん末期事例
中山明子(ナカヤマ アキコ) 氏
大津ファミリークリニック 医長
2006年岡山大学卒。学生時代に家庭医療という分野を知り、患者、家族、地域をみる医師を志す。総合診療、家庭医療の研修を経て日本プライマリ・ケア連合学会(PC連合学会)の家庭医療専門医を取得。外来で小児?高齢者までみるだけでなく、訪問診療にも力を入れており、2015年度の在宅看取り件数は47件と現在の職場に勤務して以来、在宅看取り件数は激増している。若手の指導にも力を入れており、後期研修プログラムのプログラム責任者も務める。その傍ら、PC連合学会の医学生・若手医師支援委員を務め、若手・ベテランを問わず様々なセミナーの講師としても仕事をしている。
サブスペシャリティは思春期医療、ウィメンズヘルスケアで、著書は「お母さんを診よう」(南山堂、2015年)がある。
7: 事例検討A 認知症事例
新森加奈子(シンモリ カナコ) 氏
北里大学医学部 地域総合医療学 総合診療部 特任助教
立教大学経済学部卒業、宮崎大学医学部卒業。河北総合病院にて初期臨床研修、国立病院機構東京医療センター総合内科後期研修プログラム終了。国立病院機構東埼玉病院総合診療科にて在宅研修プログラム終了を経て、2014年度より現職。
研修医時代に在宅医療の魅力に触れ、総合診療・在宅医療の道に進みました。現在は、北里大学東病院在宅・緩和支援センターで外来・病棟診療と共に訪問診療にも従事しており、医学部学生や研修医の訪問診療実習も担当しています。
皆さんの認知症患者さんのイメージはどんなものでしょうか?認知症患者さんたちは自宅でどのように暮らしているのでしょうか?皆で一緒に考えてみましょう。
8: 多職種連携@ 医療・介護連携
後藤友子(ゴトウ ユウコ) 氏
国立長寿医療研究センター 在宅連携医療部
2012年から在宅医療推進の専門部門で研究員を務めています。資格は看護職です。
現在は、主にまちづくり(地域包括ケアシステム)政策と人材の育成で知見の収集と情報発信を担当しています。
研究の専門領域は、共有意思決定(Shared decision making)支援です。
国内300地域を訪問して、先人の知によるまちづくりと多職種連携の在り方を情報収集しました。
地域医療に関わる専門職役割が地域にコミットした、地域の強みを活かせるまちづくりにつなげていきたいと考えています。
9: 多職種連携A 薬剤師から
川添哲嗣(カワゾエ テツシ) 氏
医療法人つくし会南国病院 薬剤部長
1990年神戸学院大学薬学部を卒業後メーカー勤務。薬局、病院などの営業担当。1994年から4年間兵庫県と高知県にて病院に勤務し、1998年に高知県高知市に薬局を開設。くろしお薬局グループとして2014年までに高知県内外に16店舗を運営。この時、在宅医療に深く関わる。2014年4月より、再び病院薬剤師に戻り、医療法人つくし会南国病院薬剤部長として、外来、病棟のみならず地域の中で多くの医療介護職と連携しながら働いている。 (役職)公社)法人高知県薬剤師会常務理事、高知県病院薬剤師会理事、一社)全国薬剤師・在宅療養支援連絡会副会長、NPO法人高知県緩和ケア協会副理事長、一社)老年薬学会理事、高知大学医学部臨床教授など
10: 多職種連携B ケアマネジャーから
石山麗子(イシヤマ レイコ) 氏
厚生労働省老健局振興課 介護支援専門官
博士(医療福祉学)、主任介護支援専門員 日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャー 障害児・者の生活支援・就労支援を経て介護保険制度における高齢者ケアに従事。 ケアマネジメントに関する研究に「居宅の介護保険利用者における要介護度の変化に影響を及ぼす要因」他、著書に「居宅ケアプランのつくり方」他がある。
11: 演習A 退院時カンファレンス
栄原智文(サカエバラ トモフミ) 氏
新松戸診療所 所長代理
はじめまして、2006年に筑波大学を卒業してから、千葉県流山市にある東葛病院にて医師研修を開始しました。その中で外来・入院・在宅医療と主治医として継続して患者さんにかかわることができる総合診療・家庭医療にやりがいを感じ、自分の進路を選びました。いままで在宅医療にかかわった経験を踏まえて、参加される皆様の今後に役立つような研修会になれるように力を尽くしたいと思います。当日お会いできるのを楽しみにしております。
総合司会
和田忠志(ワダ タダシ) 氏
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 在宅連携医療部
 私は東京医科歯科大学卒業後、精神科を経てプライマリ・ケアの現場で働いています。 在宅医療との出会いは、1991年に東京都足立区の柳原病院に研修医2年目でローテイションしたときです。その後、足立区の蒲原診療所で在宅医療の責任者を6年ほど務めました。若いころから社会的困難事例に遭遇することが多く、虐待の問題にも携わってきました。1999年に千葉県松戸市にあおぞら診療所を設立し、その後、高知でも在宅医療を4年ほど行いました。現在、千葉県松戸市のいらはら診療所で在宅医療や外来診療に従事しています。国立長寿医療研究センター在宅連携医療部にも所属し、研修を担当しています。皆様と一緒に勉強できるときを楽しみにしています。
総合司会
野村秀樹(ノムラ ヒデキ) 氏
あいち診療会 あいち診療所野並 内科
 名古屋のクリニックで外来・在宅両方に取り組んでおります。24時間対応の負担感や急変時対応への不安が医師側の在宅医療への大きなハードルですが、これらは工夫と協力で乗り切ることができます。その一方で、重い病気であっても在宅を望む方が増えており、その患者さん・ご家族と極めて近いところで医療ができるという点が在宅医療の一つの醍醐味でもあります。すなわち、その患者さんの考えを中心に生活状況も考え多職種と協同して在宅療養を支えるということは、入院や通院医療ではともすれば見落とされがちな側面であり、私が在宅医療で実感するやりがいのひとつでもあります。
 当日、皆様にお会いできることを楽しみにしています。

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