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NCGGバイオバンクは国内初のバイオバンクの国際規格に基づく認定を取得しました

 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(NCGG)バイオバンクは、バイオバンクに関する国際規格(ISO 20387:2018;国内相同規格 JIS Q 20387:2023)に基づく国内初の認定を取得しました。認定は2024年3月22日付、また、2024年4月18日東京都内の日本適合性認定協会において認定証の授与式が開催されました。

 この国内初の認定については4月18日毎日新聞朝刊にも記事として掲載されました。

患者の同意が得られた遺伝子や血液などの試料を保管している「バイオバンク」について、国立精神・神経医療研究センター(東京都)など国内の4機関が今年3月、国際標準化機構(ISO)規格に基づく国内初のバイオバンクに認定された。バイオバンクは試料を薬や治療法の開発に取り組む大学や製薬企業に提供している。しかし、近年は試料の処理や保管など管理運営面に課題の多いバンクが乱立。研究成果の信頼が損なわれる恐れなどがあり、第三者による評価が必要との声が高まっていた。他に認定されたのは、国立長寿医療研究センター(愛知県)▽東北大(仙台市)▽京都大(京都市)のバイオバンク。ISO規格は、情報セキュリティーや医療機器などさまざまなサービスや製品の質を担保する基盤となってきた。今回は日本適合性認定協会(JAB)が審査に当たった。 このうち国立長寿医療研究センターは2012年に運用を始め、約5万点(約1万4000人分)の試料を保管する。同センターの渡辺研バイオバンク長は「確かな診断法や治療法の開発は、質の高い試料や情報が前提となる。認定を契機に、さらに国内外の研究活動を支えられるよう体制を強化したい」と話す。認定は3月22日付。授与式は4月18日、東京都内で行われる。

毎日新聞朝刊(切り抜き)

授賞式の様子

認定証(英語版)

 

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