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実験動物管理室

実験動物管理室

 実験動物管理室

 国立長寿研ではすべての動物実験は動物実験倫理委員会により監督・管理され、動物生命の尊厳や動物実験の3Rs原則*1に十分に配慮して行われています。また動物実験の実施状況については毎年自己点検・評価を行い、適切な実施を確認しております。なお平成28年7月には、厚生労働省の基本指針に基づき動物実験が適正になされていると評価され、公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団の動物実験実施施設認証センターより認証を取得しました。

 実験動物管理室では長寿医療研究にかかわる実験動物施設の管理・運営に努め、研究者が科学的かつ動物愛護・福祉に配慮した動物実験を安定して実施できるよう、動物施設利用者を対象とした定期的な講習会の実施の他、発生工学をはじめとした様々な研究技術支援もあわせて行っています。

 また管理室ではセンター内において老化・老年病研究に利用される自然老化動物をエージングファーム育成動物として飼育しており、それらの寿命や体重変化などの基礎データを蓄積し、個体レベルでの老化の指標となるバイオマーカーの探索を行っています。

*1 3Rs原則:動物を使用しない実験の可能性の追求 (Replacement)、使用する動物数の削減 (Reduction)、実験時等における動物の苦痛軽減 (Refinement)

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実験動物管理室のHPへようこそ

​What's new?

  • 小木曽室長、六車研究員が「American Association for Laboratory Animal Science Annual Meeting (Austin, USA)」に参加し発表を行いました。(平成29年10月)
  • 小木曽室長髙野研究補助員が「第51回日本実験動物技術者協会総会」に参加し、小木曽室長が発表を行いました。(平成29年10月)
  • 小木曽室長が「日本実験動物技術者協会第10回基本的動物実験手技講習会」にて講演を行いました。(平成29年7月)
  • 小木曽室長、六車研究員が「第40回基礎老化学会年会(愛知)」に参加し、小木曽室長が発表を行いました。(平成29年6月)
  • 小木曽室長、六車研究員、髙野研究補助員が「第64回日本実験動物学会総会(福島)」に参加し、小木曽室長、六車研究員が発表を行いました。(平成29年5月)
  • 小木曽室長が「日本実験動物技術者協会平成29年度東海北陸支部春季大会 (愛知)」にて講演を行いました。(平成29年4月)
  • 老化・老年病モデル動物作製はじめました。(平成29年4月)
  • ​HPを開設しました。(平成29年3月)

 

 

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スタッフ紹介

実験動物管理室長

  • 小木曽 昇 Noboru Ogiso

 

研究開発研究員

  • 六車 香織 Kaori Muguruma

 

研究補助者

  • 髙野 聡美 Satomi Takano
  • 秋山 彩子 Ayako Akiyama

 

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研究内容

 実験動物管理室ではセンター内において老化・老年病研究に利用される多数の自然老化動物(ラットおよびマウス)の管理・育成を行っています。

 動物を特に長期的に飼育する場合、個体導入時のロット間のバラツキだけではなく,それらの動物が日々影響を受ける様々な環境要因 (飼料、給水、飼育者によるハンドリング等) についても考慮に入れる必要があります (図 1)。

長期飼育に伴いマウスが外部から受けると予想される環境因子

 私たちはこれまで使用する床敷の検討や環境エンリッチメント*2の導入を積極的に行っており、動物の長期飼育に最適な環境設定に努めています。また老化・老年病研究でこのような自然老化動物を使用する場合、個体レベルで生じる加齢変化について考慮に入れる必要がありますが、それらに関する知見は乏しいのが現状です。そこで実験動物管理室では国立長寿研において育成されている自然老化動物の多面的な解析を横断および縦断的に実施しており、寿命や体重をはじめとした基礎データを蓄積し、個体レベルでの老化の指標となる優良なバイオマーカーの探索を行っています (図 2)。

現在実験動物管理室で実施している多面的な解析

*2 環境エンリッチメント:飼育動物の正常な行動の多様性を引き出し、異常行動を減らして、動物の福祉と健康を改善するために、飼育環境に対して行われる工夫。例) マウスの隠れ家となる紙製のトンネルなど 

 

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技術支援

 実験動物管理室ではセンター内職員を対象に生殖工学をはじめとした以下の研究技術支援を行っています

マウスにおける体外受精法

  • 体外受精 (図3) による各種遺伝子改変マウス受精卵の凍結保存、クリーニング、計画的な産仔の作製
  • 凍結受精卵の融解、胚移植による個体化
  • 精子凍結 (凍結融解精子を用いた体外受精による個体化も含む)
  • マイクロインジェクション、エレクトロポレーション法による遺伝子改変動物の作製※共同研究
  • その他・・・交配補助 (プラグ確認)、採血・気管内投与および経口投与デモ等

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業績

論文発表

  • Taiki Mori, Yusuke Murasawa, Rina Ikai, Tomoko Hayakawa, Hiroyuki Nakamura, Noboru Ogiso, Shumpei Niida, Ken Watanabe. Generation of a transgenic mouse line for conditional expression of human IL-6. Experimental Animals. 65:455-463 (2016)

  • 加藤恒雄,小林英治,高野聡美,六車香織,小木曽昇. ラックの耐震固定時に発生予測される残留リスクへの対策. 実験動物と環境, 47: (2016)

  • 加藤恒雄,小林英治,高野聡美,六車香織,小木曽昇. 動物実験施設内の耐震固定の問題点と対策:穴を開けない固定方法の提案. 静岡実験動物研究会会報,40:(2015)

  • 小木曽昇. 研究者と技術者が支える実験動物科学の柱を再考する―施設管理の立場から―. 実験動物技術,50:83-88 (2015)

  • 小木曽昇. 遺伝子組換え生物等の規制法等の法令遵守に対する取り組みの実際. 実験動物技術, 48; 31-36 (2013)

  • 小木曽昇,上條信一.(特集)実験動物施設における省エネ化と効果的な保守管理法. 実験動物技術, 47; 81-82 (2012) 

  • 加藤恒雄,小林英治,小木曽昇,笠井憲雪. 日本大震災から学ぶこと(東北大学医学部付属動物実験施設の例). 静岡実験動物研究会報告 38: 4-7 (2012)

 

学会発表・講演

  • Kaori Muguruma, Noboru Ogiso, Satomi Takano, Kazumichi Yamaguchi, Kohei Tomita, Mitsuo Maruyama. Search for definitive senescence biomakers in mice: What changes will occur in naturally aged mice? American Association for Laboratory Animal Science Annual Meeting, October 2017, Austin USA.

  • Noboru Ogiso, Kaori Muguruma, Kohei Tomita, Satomi Takano, Shinya Tamura, Shunichi Tanii, Mitsuo Maruyama. Development of naturally aged rats and elucidation of aging mechanism. American Association for Laboratory Animal Science Annual Meeting, October 2017, Austin USA.

  • 谷井駿一, 冨田耕平, 山口一路, 髙野聡美, 六車香織, 小木曽昇. 糖尿病モデルマウスの長期飼育に適した床敷きの検討. 第51回日本実験動物技術者協会総会,2017年10月,山形.

  • 冨田耕平, 田村槙哉, 山口一路, 髙野聡美, 六車香織, 小木曽昇. マウス長期飼育における微酸性次亜塩素酸水の有用性について. 第51回日本実験動物技術者協会総会,2017年10月,山形.

  • 小木曽昇, 髙野聡美, 六車香織, 田村槙哉, 谷井駿一, 冨田耕平. 老化モデルラット作製に向けた加齢に伴う生体パラメーター変化について. 第51回日本実験動物技術者協会総会,2017年10月,山形.

  • 小木曽昇. 実験動物学入門ーアマからプロへの道のりー. 日本実験動物技術者協会第10回基本的動物実験手技講習会, 2017年7月,愛知.

  • Noboru Ogiso, Kaori Muguruma, Satomi Takano, Kohei Tomita, Kazumichi Yamaguchi, Naomi Matsui, Mitsuo Maruyama. Age-related changes found in naturally-aged mice in NCGG. 第40回日本基礎老化学会大会, 2017年6月, 愛知.

  • 冨田耕平, 田村槙哉, 谷井駿一, 髙野聡美, 六車香織, 小木曽昇. ラットにおける老化バイオマーカーの探索. 第64回日本実験動物学会総会,2017年5月,福島.

  • 六車香織, 髙野聡美, 山口一路, 冨田耕平, 小木曽昇. 加齢雌マウスを用いた体外受精における超過剰排卵誘起法の効果について. 第64回日本実験動物学会総会,2017年5月,福島.

  • 小木曽昇, 六車香織, 髙野聡美, 冨田耕平, 山口一路, 松井直美,丸山光生. 国立長寿研における自然老化マウスの基礎データの蓄積.  第64回日本実験動物学会総会,2017年5月,福島.

  • 小木曽昇. 基礎老化研究のモデル動物育成から学んだ将来の技術者のあり方. 日本実験動物技術者協会平成29年度東海北陸支部春期大会, 2017年4月, 愛知.

  • Noboru Ogiso, Kaori Muguruma, Kohei Tomita, Satomi Takano, Kazumichi Yamaguchi, Naomi Matsui, Mitsuo Maruyama. Breeding mice and their various changes with aging: Toward clarifying the mechanisms of senescence. American Association for Laboratory Animal Science Annual Meeting, October 2016, Charlotte USA.

  • 加藤恒雄,小林英治,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. 耐震対策におけるユーザーのリスクアセスメントの重要性 ―アイランド設置IVCラック導入3年後の使用報告―. 第50回日本実験動物技術者協会総会,2016年10月,埼玉.

  • 山口一路,冨田耕平,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. 飼育器材における光触媒技術の有用性について. 第50回日本実験動物技術者協会総会,2016年10月,埼玉.

  • 冨田耕平,山口一路,田邉元,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. ラットの長期飼育時における飼育環境が与える影響について. 第50回日本実験動物技術者協会総会,2016年10月,埼玉.

  • 小木曽昇,六車香織,冨田耕平,高野聡美,山口一路,松井直美,丸山光生. 加齢・老化モデルマウス育成のための適正な飼育環境の設定とその難しさ. 第50回日本実験動物技術者協会総会,2016年10月,埼玉.

  • 山田祐輝,山口一路,冨田耕平,高野聡美,六車香織,小木曽昇. 糖尿病モデルマウスにおける適正な飼育環境の検討. 第50回日本実験動物技術者協会総会,2016年9月,埼玉.

  • 小木曽昇. 実験動物学入門 ―アマからプロへの道のり―. 日本実験動物技術者協会実技講習会,2016年7月,愛知.

  • 小木曽昇,六車香織,冨田耕平,高野聡美,山口一路,松井直美,丸山光生. 国立長寿研における老化モデルマウスの育成と加齢変化. 第39回日本基礎老化学会大会,2016年5月,神奈川.

  • 釘田雅則,吉原大輔,加藤由布,小木曽昇,下村恭代,西田修,長尾静子. 多発性囊胞腎症モデル動物の腎臓におけるレチノイドX受容体の解析. 第63回日本実験動物学会総会,2016年5月,神奈川.

  • 冨田耕平,山口一路,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. 加齢・老化モデルラットにおける飼育環境が及ぼす影響について. 第63回日本実験動物学会総会,2016年5月,神奈川.

  • 小木曽昇,六車香織,冨田耕平,高野聡美,山口一路,松井直美,丸山光生. 老化メカニズムの解明に向けたマウス育成と加齢変化. 第63回日本実験動物学会総会,2016年5月,神奈川.

  • 加藤恒雄,小林英治,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. ラックの耐震固定時に発生予測される残留リスクへの対策. 第55回日本実験動物環境研究会,2015年11月,東京.

  • 加藤恒雄,小林英治,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. 動物実験施設内の耐震固定の問題点と対策:穴を開けない固定方法の提案. 第45回静岡実験動物研究会総会・第43回研究発表会,2015年10月,静岡.

  • 冨田耕平,小木曽昇,山口一路,髙野聡美,六車香織. 微酸性次亜塩素酸水を用いた施設内衛生管理方法および消毒効果について. 第49回日本実験動物技術者協会総会,2015年10月,静岡.

  • 山口一路,冨田耕平,髙野聡美,六車香織,小木曽昇. 加齢・老化モデルマウスを用いた動物福祉に配慮した飼育環境の検討-給水瓶内の生菌数の変化について-. 第49回日本実験動物技術者協会総会,2015年10月,静岡.

  • 小木曽昇,冨田耕平,山口一路,髙野聡美,六車香織. 加齢・老化モデルマウスを用いた動物福祉に配慮した飼育環境の検討-床敷材の観点から-. 第49回日本実験動物技術者協会総会,2015年10月,静岡.

  • 小木曽昇. 動物実験に関わる法律と実験動物福祉. 日本実験動物技術者協会実技講習会,2015年8月,愛知.

  • 小木曽昇. 実験動物飼育の衛生管理における光触媒の応用事例について-長寿医療研究に用いるモデル動物の長期飼育から―. 第62回日本実験動物学会総会,ランチョンセミナー,2015年5月,京都.

  • 冨田耕平,小木曽昇,髙野聡美,山口一路,六車香織. マウスにおける長期飼育に適した床敷材の検討. 第62回日本実験動物学会総会,2015年5月,京都.

  • 小木曽昇,髙野聡美,山口一路,冨田耕平,六車香織. 光触媒技術導入による実験動物施設の環境衛生管理―老化動物育成における適正な飼育環境をめざして―. 第62回日本実験動物学会総会,2015年5月,京都.

  • Noboru Ogiso, Satomi Takano, Kazumichi Yamaguchi, Kaori Muguruma. Effect of aging about ontogeny from early development through the introduction of reproductive engineering in aging model mice. Asian Federation of Laboratory Animal Science Associations Congress, October 2014, Malaysia.

  • 小木曽昇,髙野聡美,六車香織,山口一路. 老化モデル動物を用いたマウスクリーン化と生殖医療研究への有用性. 日本実験動物科学技術さっぽろ2014,2014年5月,北海道.

  • 小木曽昇,髙野聡美,六車香織,佐藤江美,早川朋子,丸山光生. 国立長寿研における老化モデル動物を用いたクリーン化について. 日本実験動物技術者協会第47回総会,2013年9月,岡山.

  • 小木曽昇,尾前哲也,髙野聡美. 国立長寿医療研究センター新実験動物施設棟の概要紹介. 第60回日本実験動物学会総会,2013年5月,茨城.

  • 小木曽昇,加藤秀樹. シンポジウムⅦ 遺伝子組換え生物等の規制法等の法令遵守のための管理の実際. 第60回日本実験動物学会総会,2013年5月,茨城.

  • 小木曽昇. 動物実験教育講習 動物実験における動物福祉. 知の拠点重点研究プロジェクト,2012年10月,愛知.

  • 小木曽昇. 動物実験に関わる法律と実験動物福祉. 日本実験動物技術者協会講習会, 2012年7月,愛知.

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