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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.923

倫理・利益相反委員会受付番号No.923

「認知症予防に関する研究―縦断追跡調査―(倫理・利益相反委員会受付番号No.923)」実施についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター予防老年学研究部では、以下の人を対象とする医学系研究を実施しております。
 この研究は、大府市で実施された後期高齢者健診、診療情報、介護保険情報にて得られた情報より必要な情報を取り出し(匿名化)、まとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる方のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「17.問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。


平成28年4月28日

  1. 認知症予防に関する研究―縦断追跡調査―(倫理・利益相反委員会受付番号No.923)
    この研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
  2. 研究機関の名称及び研究責任者の氏名(部署名)
    国立長寿医療研究センター予防老年学研究部 島田裕之
  3. 研究分担者名(部署名)
    牧迫 飛雄馬、堀田 亮、土井 剛彦、牧野 圭太郎、堤本 広大、中窪 翔(国立長寿医療研究センター 予防老年学研究部)
  4. 当該研究の意義、目的
    本研究は、介護予防の中でも認知症予防に着目し、どのような健診を実施することで介護予防ならびに認知症予防を必要とする人を同定できるかを検討することを目的として実施しております。
  5. 研究に使用する情報
    大府市における高齢者機能健診の結果、レセプトデータ(診療情報)、要介護情報
  6. 当該研究の方法
    平成28年度ならびに29年度に実施される大府市後期高齢者健診に参加された者を対象に、研究期間内の要介護情報ならびに診療情報(主に診断情報)と照合し、どのような健診項目が要介護発生ならびに認知症の発症リスクと関連しているかを縦断的に検討する。
  7. 研究期間
    倫理・利益相反委員会承認後 ~ 平成31年3月31日(継続された場合は改めて情報開示を実施)
  8. 対象となる研究対象者として選定された理由
    大府市が実施する特定健診(75歳以上)を受診した者が対象であるため。該当する時期は平成28年度ならびに29年度である(平成28年度は5月10日から9月7日にかけて実施予定で、平成29年度も同様の時期に実施予定)。
  9. 研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益
    高齢者健診の結果と情報の利用のみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益並びに危険性は想定されません。また、対象者個人に対する直接の利益も想定されません。
  10. 研究実施について同意しないこと及び同意を撤回することの自由について
    ご自身の情報が、当該課題に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、17.に記載されているお問合せ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等で既に公開されている場合などには解析結果を削除できないことがあります。
  11. 研究に関する情報公開の方法
    本掲示により研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については学会発表・論文投稿などにて行う予定でおります。
  12. 研究計画書等の閲覧について
    他の研究対象者等の個人情報等の保護及び当該研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書及び研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、17.に記載されているお問合せ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
  13. 個人情報等の取扱い
    この研究では、上記5.の情報を抽出して使用いたしますが、個人が特定できる情報(氏名・住所など)を削除した状態で抽出しています。ID番号と個人情報の対応表は研究に使用する抽出データとは別に管理され、大府市ならびに当センター内にて厳重に保管されます。 また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも個人を特定できるような内容を含むことはございません。
  14.  試料・情報の保管及び廃棄の方法
    抽出したデータ、ID番号と置き換えた符号・番号との対応表、匿名化されたデータについては、研究期間終了後5年間保管いたします。匿名化されたデータならびに対応表については大府市ならびに予防老年学研究部にて、保存媒体を施錠保管いたします。保管期間満了後は速やかに物理的に処分しデータを廃棄いたします。
  15. 研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反及び個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況
    研究の資金源は、日本医療研究開発機構委託研究開発費、大府市委託研究費になります。研究機関の研究に係る利益相反及び個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関して該当するものは特にありません。
  16. 研究対象者等及びその関係者からの相談等への対応
    17の問い合わせ先にご連絡いただければ必要に応じて速やかに対応いたしますが、研究に直接的に関係のない内容については対応いたしかねますのでご了承ください。
  17. この研究に関するお問い合わせ先
    国立長寿医療研究センター 予防老年学研究部 認知症予防に関する研究係 0562-46-8294