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倫理・利益相反委員会受付番号No.760

「精神科病院に入院する認知症高齢者の実態調査-入院抑制、入院期間短縮、身体合併症医療確保のための研究(倫理・利益相反委員会受付番号No.760)」にかかる臨床研究実施についてのお知らせ

国立長寿医療研究センター 精神診療部では、以下の臨床研究を実施しております。

この研究は、通常の診療で得られた情報(カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。

このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することが できますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけます ようお願いいたします。

この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「8.研究の主体および問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

平成26年10月15日

  1. 研究課題名(倫理・利益相反委員会受付番号)
    「精神科病院に入院する認知症高齢者の実態調査-入院抑制、入院期間短縮、身体合併症医療確保のための研究」(No.760)
  2. 対象となる患者様
    認知症疾患医療センターからの転院患者様
  3. データ収集対象期間
    2014年10月1日から2015年6月30日まで
  4. 研究目的の概要
    地域型認知症疾患医療センターは母体が一般病院あるいは精神科病院で他の医療機関と連携することで、十分な機能を果たすことが求められています。
    本研究においては、地域型認知症疾患センターである国立長寿医療研究センターと協力精神科病院間の紹介患者について、 BPSD(認知症にともなう精神症状・行動異常)の程度、身体症状の重症度などを数値化して評価し、身体治療科と精神科の連携の実態を明らかにすることを目的としています。
  5. 研究方法の概要
    認知症疾患医療センター(地域型)のうち総合病院主体の医療機関とその協力精神科病院において、相互に転院紹介をおこなった患者さまについて、 認知症疾患センターと協力病院間の転院患者の数、疾患、重症度について調査します。
  6. 個人情報保護の仕組み
    個々のデータは匿名化された状態で取り扱われます。専門の学会や学術雑誌に発表されることもありますが、入所者さまのプライバシーは十分に尊重されます。
    結果発表の際に患者さま個人に関する情報(氏名など)が外部に公表されることは一切ありません。
  7. 了解を求める事項
    診療録に記載されている情報を写させていただきます。診療録の利用を拒まれる場合は下記までご連絡ください。データを消去します。 また利用を拒まれたことで不利益は生じません。また、必要に応じてご家族や施設に(患者さまの情報を)お聞きする場合がありますが、 患者さまの情報をお話になりたくない場合はお断りください。
  8. 研究の主体および問い合わせ先

    担当医師:服部 英幸 TEL 0562(46)2311
    研究代表者:国立長寿医療研究センター 精神診療部 服部 英幸