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もの忘れセンター

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受賞作品:村瀬吾一様

作品コメント

 

書道を初めたきっかけは、会社の書道クラブに入ったことでした。それから現在まで約40年書を書き続けていらっしゃいます。娘さんいわく、子供や外国の方に教えていた時期もありますが、現在は、ほぼ毎日時間があれば書を書かれているそうです。会社のクラブには、現在も通い続け、毎月の課題に取り組んでいるそうです。
今回出品させていただいた書には、患者様の『元気で、人に迷惑をかけず、長生きしたい』という思いが込められています。患者様は、娘さんと共に毎週開催される音楽療法に通われています。今回の作品展のポスターを見て、自分の作品を是非紹介したいとご持参されました。患者様にとって、書は生きがい活動の一つのようです。毎日書を書き続け、このような作品展などでみなさんに見ていただくことも喜びの一つとのことです。

 

審査員講評

さすがに40年近く、書を愛してこられた作者。さらには、素晴らしい齢を重ねてこられた人故に、凛とした楷書は説得力がありますね。書を生きがいにますますお元気で、後進の指導とご自身のご健勝を切に祈りたいばかりです。百寿の祝いを当面の目標に、娘さま、スタッフの皆さんのご支援をよろしくお願い致します。

 

京都精華大学名誉教授 (前デザイン学部長)
NP0法人・障碍(しょうがい)者芸術推進研究機構理事長
松谷 昌順

 

 

授賞式の様子

いつもは娘様とご来院されていますが、この日は奥様も来ていただけました。


ご家族様、鳥羽センター長、看護部長と一緒に

鳥羽センター長より賞状と
記念品をいただきました

 

主治医の鷲見副院長も駆けつけてくれました

 

 

受賞コメント