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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

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循環器内科

診療内容

循環器内科は動脈硬化や心臓疾患を治療の対象とする診療科です。

対象疾患

循環器内科部門では2大生活習慣病(高血圧・脂質異常症)、および心血管疾患(心筋梗塞・狭心症)・心不全・末梢動脈疾患・心臓弁膜症・不整脈などを診療専門領域としています。

診療内容

4名の循環器専門医が、外来診療と入院診療に携わっています。なおご高齢の方へ配慮し、できる限り身体へ負担の少ない検査や処置を選択し提案するよう心掛けています。

  1. 外来診療(初診・平日の月曜日から金曜日・受付:8時30分から11時00分、再診・平日の月曜日から金曜日・要予約)
  2. 入院診療(主治医制)
  3. 当施設で実施している検査と治療内容について

当科の特徴

高血圧や脂質異常症は2大生活習慣病と呼ばれています。これらは中年期から発症しはじめますが、この段階で治療せずに放置すれば、老年期以後に生命を脅かす脳心血管病(心筋梗塞、脳梗塞、心不全)を発症する危険性が著しく高まります。さらに近年、これらすべての病気が、老年期の自立した生活を困難とするフレイルや認知症、あるいは老年期ポリファーマシーに関与していることが明らかとされつつあります。このような状況を鑑みて、診療を受ける方の年齢と機能障害を重視した診療を、当循環器内科部門では下記の通りに実施しています。

  1. 75歳未満でお元気な方:循環器学会・動脈硬化学会・高血圧学会など、我が国の循環器系主要学会策定の治療ガイドラインに則った医療をご提供しています。
  2. 75歳以上あるいは65歳以上で高度機能障害のある方:主要学会により策定された治療ガイドラインを考慮しつつ、フレイルや認知症に対する影響についても考慮された老年医学会による最新のガイドラインに則った医療をご提供しています。

PR:高齢期の心不全に、チーム医療の実践で積極的に取り組んでいます

心不全は、加齢に伴って、だれにでも出現する病気です。当施設では、このような高齢期の心不全に対して、「リハビリテーション科」とも連携して、積極的に心臓リハビリテーションを実施しています。当施設の心臓リハビリテーションは、入院中のみならず退院後も継続でき、またそのメニューも、独自のバランス練習用ロボット(トヨタ自動車との共同開発によるBEAR;balance exercise assist robot)を用いた特色ある内容です。そのほか、多数の藥剤服用による副作用を減らすことを目的とした「ポリファーマシーチーム」との連携、あるいは回復困難な心不全に対する苦痛緩和を目的とした「緩和ケアチーム」との連携等、様々な取り組みを積極的に行なって、高齢期の心不全に対処しています。

ハート教室の取り組み

わたしたちは、月に1回、第1週木曜日14時30分から約1時間、循環器医、管理栄養士、理学・作業療法士とともに、ハート教室を開いています。聴衆者は、患者さん5名+ご家族です。
入院患者を中心に、退院後も外来における心リハ(一般的には4か月間、それ以上は主治医が必要と判断すれば延長する場合もある)も積極的に参加を勧めております。心臓病教室や外来心リハを行いたい方は、一度循環器内科の医師にご相談ください。

長寿医療との関連

高齢化の進展に伴い、我が国ではフレイルや認知症に罹患する方が、著しく増加しています。以前から当循環器内科部門では、このような老年疾患と循環器疾患の関連性を中心に研究を進めています。得られた結果を踏まえたよりよい医療の提供を、当部門の主要な診療目標の一つとして掲げています。

外来担当医表

 
循環器内科(初診) 平敷 上原 山名

小久保

清水
循環器内科(予約再診) 清水 小久保 清水 上原 平敷

担当医