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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

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長寿検診部

長寿検診部について

 国立長寿医療研究センターは「心と体の自立を促進し健康長寿に寄与する」ことをその使命としていますが、この目的達成のためには、病気が明らかになる前に、早期に軽微な異常をみつける「予防老年医学」の考えが重要です。健康長寿は私どもすべての願い、しかしながら認知症や寝たきり状態となって、不本意な高齢期を迎えてしまう方もみえます。高齢期になってから自立を損なう疾患の多くは、初老期に始まり、ひそかに進行していきます。このような状態を早くみつけて、速やかに治療あるいはコントロールして元気に活動的に過ごしたい、多くの方が希望されることと思います。「長寿検診部」が担当する「長寿ドック」は、当センターの機能を十分に活かして皆様のご要望に応えたいという思いから企画した総合健診です。「長寿検診部」の主な業務はこのシステムを円滑に運営することです。「長寿ドック」は現在、週1回水曜日に完全予約制(定員2名)で実施しており、脳ドック、動脈硬化検診、転倒・骨折予防ドック、一般ドックの大きく4つの部分から成り立っています。また、「転倒・骨折予防ドック」は「部分ドック」としても受診が可能で、週1回火曜日に行っております。さらに「脳ドック」の開設を現在計画中です。

また、バイオバンク事業は全国6つのナショナルセンターが協力して行っている国家的な一大プロジェクトです。「長寿ドック」を受診された方には、その貴重な生体情報や血液などのバイオバンクへの提供について説明させて頂きます。受診者の皆様の同意のもとに収集されたこれらの生体情報・試料は、極めて質の高い研究資源として活用されています。

「長寿検診部」はもっとも新しい部門です。関係する職員一同、「より快適な健診」の提供を目指して日々努力する所存ですので、皆様のご理解とご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。

長寿検診部長 徳田 治彦
長寿検診部 医師 奥田 真紀子