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ホーム > 認知症先進医療開発センター > ニュース&トピックス > アルツハイマー病の治療薬を探索するための新たな糸口をショウジョウバエを用いて見つけました。

アルツハイマー病の治療薬を探索するための新たな糸口をショウジョウバエを用いて見つけました。

 アルツハイマー病患者さんの脳には認知機能低下に伴ってタウと呼ばれるタンパク質が蓄積(神経原線維変化)します。したがってこのタウの蓄積を抑制することは治療につながるのではないかと考えられています。今回私たちはタウの蓄積を抑制するメカニズムをショウジョウバエを用いて解析しました。その結果、酸化ストレス応答を誘導することでタウの代謝が亢進することを示す現象がみられました。つぎに安全に酸化ストレス応答を誘導できる物質を検索した結果、ローズベンガルという食品添加物が見つかりました。ショウジョウバエへのローズベンガルの投与は毒性もなくタウの蓄積を抑制したり、また認知機能を改善したりすることがわかりました。これらの結果から同様の作用機序をもつ物質を対象としたアルツハイマー病治療薬探索が考えられます。本研究はアルツハイマー病分子病態・治療開発プロジェクトチーム、創薬モデル動物開発研究プロジェクトチーム、治療薬探索研究部、名古屋大学の共同研究であり、平成27年6月1日、Scientific Reportsにonlineで掲載されました。

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