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病態画像研究室

室長:文堂昌彦

 

主な研究内容

 病態画像研究室では、脳機能画像診断開発部によって開発・実用化された脳イメージング検査法(MRI、PET、経頭蓋磁気刺激など)を活用して、臨床の現場で診断・治療に役立てるための臨床研究を行っています。ここ数年は、特発性正常圧水頭症(iNPH)とパーキンソン病類縁疾患、アルツハイマー病との鑑別診断および疾患合併の研究、および髄液シャント手術の効果へ影響を与える因子に関する研究を行っています。

iNPH

 アルツハイマー病では脳内にβアミロイドとタウという蛋白が蓄積します。βアミロイドの蓄積は11C-Pittsburgh Compound B PET(11C-PiB PET)という検査で分かります。iNPHの患者さんで11C-PiB PETを実施した結果では、40数%の患者さんの脳にβアミロイドが蓄積し、患者さんの症状や手術成績に影響を与えることが分かりました。

 また、パーキンソン病やその類縁疾患(レビー小体型認知症、進行性核上性麻痺など)でみられる線条体機能障害を検査するドパミントランスポーターSPECTをiNPHの患者さんに行い、線条体機能の低下がみられる患者さんでは、シャント手術成績が悪いことが分かりました。

 また、iNPHでは長期的に運動機能が低下するために、四肢の筋力や筋量へ影響がでます。当研究室では、iNPH患者さんの四肢の筋量や筋力を測定し、シャント効果への影響を検討しています。

 そして、これらの結果を参考にして、iNPHのシャント手術適応基準を検討し、実際に臨床への応用を行っています。また、iNPHに適したリハビリテーション方法を開発し、その応用による効果についても研究を進めています。

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